プリ小説

第3話

読書中
明石 桃
明石 桃
ねぇねぇ!!!!
柳田 樹
柳田 樹
…………………………
明石 桃
明石 桃
ねぇー!!!!!
柳田 樹
柳田 樹
…………………………………
明石 桃
明石 桃
反応しなさぁぁぁぁぁい!!!
図書室中の全員の視線が彼女に注がれた。
柳田 樹
柳田 樹
…図書室では静かにしろって習わなかったの?
明石 桃
明石 桃
人の事無視しちゃいけないって習わなかったの?
……これは僕も反論できない。
柳田 樹
柳田 樹
無視したことは謝るよ。
何か僕に用があるの?
明石 桃
明石 桃
特にないけど?
柳田 樹
柳田 樹
……じゃあなんで…
明石 桃
明石 桃
友達のこと、用が無いと呼んじゃいけないの?
柳田 樹
柳田 樹
いいかも知れないけどね。時と場合によっては迷惑と感じる人もいると思うよ。
柳田 樹
柳田 樹
第一、僕らは友達じゃない。
明石 桃
明石 桃
相変わらず冷たいね。
柳田 樹
柳田 樹
真実を言う事が冷たいとされるなら、そうかもしれないね。
明石 桃
明石 桃
ねーねー
柳田 樹
柳田 樹
…何?
明石 桃
明石 桃
君が今読んでるのはどんな本なの?
柳田 樹
柳田 樹
君とは正反対の女の子の話だよ。
明石 桃
明石 桃
お転婆で、しっかりしていなくて、美人じゃない変な女の子の話なの?
柳田 樹
柳田 樹
…それは、君だろう。
明石 桃
明石 桃
失礼だねっ!
彼女の微笑みは不思議だ。
透明で、儚くて。まるで消え入ってしまいそうで。
柳田 樹
柳田 樹
これは、暗くて自分のことが大嫌いで、不登校になってしまう女の子の話なんだ。
明石 桃
明石 桃
私と似てるじゃん。
柳田 樹
柳田 樹
え?
明石 桃
明石 桃
私と似てる!
柳田 樹
柳田 樹
少なくとも、僕にはそう見えないよ。
明石 桃
明石 桃
君の知ってる私と、君の知らない私。
どっちが、本当の私かなんて君に分かる?
柳田 樹
柳田 樹
分からないね。
明石 桃
明石 桃
本当の私は、その女の子みたいなんだから。
柳田 樹
柳田 樹
じゃあ、本当の君になったほうが良いよ。今よりずっと可愛げがあるだろうから。
明石 桃
明石 桃
嫌味だなぁ!!!
僕は気付いた。
この日、彼女と昼休みを共に過ごしてしまった事。
彼女との会話が少しずつ日常になっていること。
彼女は…………
思っていたより浅はかな人間ではないことに。

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柊六華❥🍓🍓🍓❥
柊六華❥🍓🍓🍓❥
柊六華!中2です! fischer'sさんが好きです! モトキ&マサイ&ダーマ推しです! 1推しは、モトキなんですけどね…(笑) 人狼ジャッジメント大好き! 特にtwitterの漫画好きです! もちろんゲームも! (↑私はtwitterやってませんが…笑) あと、漫画大好きです! ・響け!ユーフォニアム ・幸色のワンルーム ・彼女達は語らない ・新米姉妹の2人ご飯 ・ヲタクに恋は難しい ・君までの距離は30分 ・墜落JKと廃人教師 etc… あ、専タグは「雪ん娘六華」です!! 宜しくお願いしますー!