パンパンパンパン!
突然の爆発音に私はその場にしりもちをついた
あたりにはキラキラしたスパンコールが舞っている
小山さんが抱きついてくる…
(え?どうしたの?)
私は訳もわからず混乱するばかりだった…
と、まっすーが丁寧に説明してくれた。
小山さんに退いてもらい、増田さんの手を握る。あったかくてゴツゴツして、大きな手だった。
小山さんとも手を繋ぎリビングルームに行く
私達はテーブルの周りに座る。
加藤さんの料理は色とりどりでどれも綺麗だった…
手越さんがワインを2本抱えてる
賑やかなみんな…華やかなご飯…
フフッフ…
私は自分でもびっくりするくらい笑っていた
ジュースを持って帰ってきた小山さんのキョトンとした顔すらも面白くて、私はずっと笑っていた。
私は笑いすぎて出てきた涙を拭きながら説明した。
そっか、みんな心配してくれたんだ。
私は素直な気持ちをみんなに伝えた
なんだか照れくさくて顔をあげれなかったけど、改めて顔を上げるとそこにはみんなの暖かい眼差しがあった。
手越さんが自分のワインを小山さんにかけた⁈
あまりの出来事に私はすぐに動き出せなかった。
でも、増田さんと加藤さんは笑ってるし…
手越さんのイタズラに呆れてるのかw
小山さんも怒ってるけど本気で怒ってるわけではなさそうだし、とても居心地のいい空間だった。
ホームパーティーはとても楽しくて料理も美味しかった。
そして最後は5人仲良くリビングで爆睡してしまいました。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。