前の話
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よく晴れた夏のある日君は語りだした。
「ねぇ、涼。
私ね、将来警察官になりたいの。警察官になって大切な人達を大好きなこの街の笑顔を守りたい」
子供じみた理由でしょ?と君は笑う
あの時俺は、「ふーん。」としか反応しなかったけれど本当は、
彼女らしくていい理由だと思った
ご起立願います
只今から、警察官内定式をはじめます。
君の夢は俺が代行して叶えるよ
「笹倉 涼」
「はい」
本日から、笹倉 涼は警察官になります
君の叶えられないであろう夢を全て俺が叶えます。そしたら君はまた...
俺に笑いかけてくれるでしょ?
プロローグはこれにて終了です( ・∇・)
いやぁ、ずっと前からなんですけどプロローグが1番苦手(白目)
プロローグで私が誰か分かる人はいないと思いますけど、誰かわかったわ。ってなった方は○○でしょ!とコメで言ってください( ˙꒳˙ )
そのお方、絶対私の小説読んでくれてた気がする(白目)
〜基本登場人物〜
・笹倉 涼
・今川 愛咲
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。