誰か分かんないけど、数字だけが見えた。
8人…?いや、9人…?全員が3ケタ………っていうか、全員、同じ数字…?
初めて見た、そんな人。いや、人達。
かっこいい……?
数字ばっかり見てて顔を全然見てなかった。
あ、見えた。顔。
確かにかっこいいけど、それよりも数字が………。
そのあとも教授がなんか、喋ってたけど、あんまり聞き取れてない…。
なんで同じ数字なんだろ?
そんな事を考えていたら、いつの間にか教授の話が終わってた。
それと共に、私は、Hey!Say!JUMPの皆さんを見つめてしまっていた。
気がつけば、山田…涼介さん?と、目があっている。
それに、私の方を見て有岡…大貴さん?話してる?
気のせいかな?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。