『おはよう』
この言葉から君との会話は始まる。
いつも素っ気ない癖に、毎日話しかけてくれる君には毎日どれだけ頭を悩まされるか___
でもきっと、あっちは私の気持ちになんて気づいてすらいない___
だって、私も"好き"なんて言葉を一生君に向かって話さないだろうし___
今は君が隣の席で話しかけてくれるだけでも幸せだと思ってしまう私はバカなのかな__
いや、マジなんなん☜
でも、そんな所も結構好きだったりする。
そんな他愛もない会話でも毎日ときめいてしまうのだから__
この人はグク。
私の幼馴染だ。
よくモテるらしいけど長年一緒にいるとなんか…恋愛対象としては見れない存在かもしれない…ㅋㅋ
え?マジか( ˙-˙ )
私、全然勉強していないのだが☜
これは補習確定だな…
いつもグクとは一緒に帰ってるけど、恋愛対象としては見れないけれど、やっぱり一緒にいると落ち着くㅋㅋ
そして、しばらくたつと…
『おッはよ~!そこのお二人さんッ♡』
ほら、来たよ。
この人も私の幼馴染。
四次元。
なんだか分からんけどこいつもモテる。
いつも私たちはそんな感じ。
んで、もうちょっと時間がたつと
この子はスルギ。
私の友達だ。
あ。仲間発見。
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そうこうしているうちに放課後になりました☜
見事あなたチャン、補習確定☆
そして、隣のsalt代表ユンギさんもちゃっかり補習ㅋㅋ
実は一緒に補習受けれることに少し喜んでるあなたチャン。
そんなこんなでグクと帰ります☜
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。