無事に着いて自分の席についた。
「(テテおっぱもう着いたかな)」
〔ねーーー〕
「なにちょんぐう」
〔今日登校してくる時あなたのこと見なかった〕
「…寝坊したの!」
〔だからこんな髪の毛はねてんのか〕
「髪の毛ありがとう」
〔何言ってんの〕
「いや、べつに? ちょんぐうさ、テテおっ…」
〔テテおっ?なにそれ〕
「てておっ…ていううさぎが家にいるんだよ!!」
〔聞いてねえし笑 てかなにそのダサい名前。うさぎがかわいそう。〕
「なんでもいいの! テヒョン先生見てない?」
〔あー、廊下さっき通り過ぎたと思う〕
「え!そうなの!ちょっといってくる!」
〔え、! なら俺も行く!〕
「ちょ、来ないでって!」
↑叫びながら廊下走ってます
「だから来ないd…(どん!!」
「…ったぁ。 ごめんなさい!」
誰かにぶつかって後ろに倒れてしまった。
〔あなたどんくさ笑 前見て歩けよ〕
そういいつつも手を伸ばして私を立たせようとするちょんぐうはかなりのイケメン。
その手を掴んで立ち上がるとそこにはテテおっぱ。
『あなたさん?廊下を走んじゃねぇよ?( ◠‿◠ )』
あぁ。笑顔が怖い。
「…うぁ!てておっ…先生!ててお先生!こんにちわ!今日は朝から小鳥がうるさいですねぇ」
(ぶっwww なんだそれwww〕
「うるさいちょんぐうは黙ってて」
『2人とも仲良いんだな カップルかなにか?( ◠‿◠ )』
あぁ。笑顔が怖い。(2回目
「いやいや!そんなわけないですよ!私にはもっとイケメンで性格が良くて頼もしい彼氏がいますから!」
『まぁそうだよなぁ笑』
ってにやけるテヒョン先生は確信犯。
〔は、いんの?俺あなたのこと諦めたわけじゃねえからな!?〕
「ちょ、うるさい!先生の前で普通言うかな?うん言わないよね普通は」
〔いいじゃんべつに。 俺があなたのこと好きだろうが先生には関係ねぇだろ〕
「あるし!」
〔ねえよ!〕
『2人ともうるさいここ廊下。はいチョンは教室戻れ』
〔ほらあなたも行くぞ〕
『こいつはちょっと勉強のことで色々あるから先行っとけ』
〔うぃす〕
あぁ、ちょんぐう。今から私はテテおっぱに殺されるだろう。アデューちょんぐう。
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生徒指導室にて
『で、あいつとはどんな関係?』
「他人以上うさぎ以下」
『最低かよ笑』
「テテおっぱやきもちやいてた」
『は、やいてねえし何言ってんの』
「あ、そう?ならちょんぐうと話してくる」
生徒指導室の扉を開けようとした時
『待って。』
腕を掴まれ、そのままひっぱられてテテおっぱの腕の中へ
「…っ// な、に?」
『俺、子供相手にやいたかもしれない』
「テテおっぱはまだまだ子供だね笑」
『うるせー…// もう予鈴鳴るぞ。』
「今日私のクラスの授業ある?」
『うんある』
「やった!じゃあ私行ってくる!バイバイ先生!」
『あ、あと1つ』
「ん?」
テテおっぱは手を繋いで指を絡めてきた。
「…?」
『さっきチョンと手繋いでたから…。消毒。』
「(は、むりかわいいすき)…///」
「…い、行ってくるね!ばいばい!」
『ん。いってら』
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テヒョンside
やべーやべーあなた可愛すぎ無理死んだ。
「やった!」だって、むりかわいい
チョン以外にもあなたのこと好きなやつ絶対いるじゃん。
はい嫉妬モード全開で生きて行こ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。