これは先生に恋した女子高生のお話。
「テヒョン先生好きです。」
私とテヒョン先生だけいる教室。
景色はすっかりオレンジ色の頃。
『ん』
「だから、その、付き合っt『むり』
『てかお前これで何回目?』
「まだ13回目です!」
『ばかなの?俺とお前は一生付き合えねーの、そこんとこわかれよ』
そう言って後ろ髪をかくテヒョン先生
だって女子高生と先生だもんね。
付き合えるはずがないんだよ、
「一生ですか、?」
『うん 一生』
「でも私、テヒョン先生のこと諦めませんから!!」
『あきらめろよ笑』
笑った顔がまたかっこいい。
「あとで後悔してしまうくらいに綺麗になります!」
『ん、がんばれ そうなったら付き合ってやるか考えてあげてもいいけど』
そう頭をぽんぽんと撫でて先生はどこか行ってしまった。
「絶対テヒョン先生をおとして見せるんだから!」
こうして私はテヒョン先生に振り向いてもらうような人になるように努力すると決めた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。