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第6話

教室で-2
橋本 翔(はしもと しょう)
お〜い、起きて。お母さん心配するよ?
山本 遥菜(やまもと はるな)
んー
山本 遥菜(やまもと はるな)
…!
橋本 翔(はしもと しょう)
やっと起きた〜!もう午後6時だから、家帰らなきゃだよ。
山本 遥菜(やまもと はるな)
お兄ちゃん誰?
橋本 翔(はしもと しょう)
今高校の帰りで…君が寝てたから、起こしてあげたんだよ
山本 遥菜(やまもと はるな)
そっかぁ。ありがとう!
橋本 翔(はしもと しょう)
どういたしまして!
名前は?
山本 遥菜(やまもと はるな)
はるな!
橋本 翔(はしもと しょう)
じゃあ、はるちゃんだ!
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
山本 遥菜(やまもと はるな)
ん…夢?また翔くん…
橋本 翔(はしもと しょう)先生
俺がどうしたの?
山本 遥菜(やまもと はるな)
えっ!?
翔は窓閉めの確認に来たらしく、教室の入口に立っていた。
山本 遥菜(やまもと はるな)
し、翔くん!
山本 遥菜(やまもと はるな)
あ、って、覚えてないですよね…
すみません…
翔は遥菜の前まで歩いてくると、その場にしゃがみ、遥菜に目線を合わせた。
橋本 翔(はしもと しょう)先生
はるちゃん、また寝てたの?
山本 遥菜(やまもと はるな)
翔くん…
その瞬間、遥菜は思わず涙を流してしまった。 
翔が、自分のことを覚えていてくれた。
また、名前を呼んでくれた。

ずっと会いたかった翔にまた会えて、良かった。

やっと、そう思えた。
橋本 翔(はしもと しょう)先生
覚えてないわけないじゃん!
そう言うと翔は、遥菜の頭をクシャッと撫でた。
橋本 翔(はしもと しょう)先生
もー、泣かない泣かない!はるちゃんはもう高校生になったんだよ?
山本 遥菜(やまもと はるな)
だけど、私はずっと翔くんに会いたかったから…
橋本 翔(はしもと しょう)先生
ごめんね、はるちゃん。あの時、何も言わずにいなくなって…
翔は、寂しそうに言った。
遥菜は、涙を拭いながら首を横に振った。
橋本 翔(はしもと しょう)先生
実は、両親が離婚するって言って、俺はお母さんの方の実家に一緒に行くことになったんだ。はるちゃんには言ってから出発したかったんだけど、ごめん…人に言いふらすなって言われてて
山本 遥菜(やまもと はるな)
そんなことがあったんだね。
私は大丈夫だよ。翔くんに会えないのは、ずっと寂しかったけど、こうして再会出来たんだから。
2人は笑い合った。

そして、手を振って別れた。


まるで、幼い頃と同じようだった。

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倫子
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倫子
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