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第4話

好きだけど…
入学式が終わり、遥菜達は教室に戻った。
これから、HRが始まる。

遥菜は、翔が教室に入ってくるのを、ドキドキしながら待っていた。


生徒達は皆、新しい友達にもう馴染んできたようで、教室は賑やかだった。
遥菜の隣の隼人は、3人組の女子に話しかけられている。
山本 遥菜(やまもと はるな)
(あの子達、絶対クラスで1軍になるタイプだ。怖…やっぱ隼人くんモテるな〜。私なんかが一緒にいたら、絶対やばいよぉ…)
川口 心愛(かわぐち ここあ)
隼人くんは、どんなタイプの女の子が好きなの〜?
桜井 華(さくらい はな)
さすが心愛!初対面でそれ聞けちゃうの、心愛くらいでしょ笑
小林 紗奈(こばやし さな)
で?どんなタイプが好みなの??
成瀬 隼人(なるせ はやと)
うーん、優しい子、かな?
川口 心愛(かわぐち ここあ)
内面重視な感じ〜?考え方までカッコイイ〜
成瀬 隼人(なるせ はやと)
そんなことないよ。
3人は隼人を質問攻めにして困らせている。

心愛は、初対面にして、もう隼人に目をつけているようだった。


そんな様子を見ながらも、遥菜は翔のことで頭がいっぱいだった。


これから、毎日翔に会える。
でも、翔は自分に気づいてくれない。

自分は好きでも、翔が自分を好きになってくれることはきっとない。

高校生だった翔は、小学生だった自分を好きになってくれるはずがなかった。
もう一度再会したら、もしかしてって思ってた。
でも、今度は翔が先生で自分が生徒。
これじゃ、好きって思うこと自体…


遥菜は1人、ため息をついた。
成瀬 隼人(なるせ はやと)
(遥菜、どうしたんだろ…大丈夫かな?)
隼人は遥菜の様子を気にしているようだった。
心愛は、そんな隼人の視線の先にいた遥菜を睨みつけた。
川口 心愛(かわぐち ここあ)
隼人くん!こっち見てってば〜
成瀬 隼人(なるせ はやと)
あぁ、ごめんごめん

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倫子
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倫子
音楽と、ドラマを見ることが大好きです💓💓
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