先輩も服を急いで着る。
はぁ、もう疲れた…
てか、先輩ちゃんと出してくれたっけ?
後処理してなくね?
まぁもういっか…
体調崩すだろうけど眠いし疲れたし…
話し出す最初の入り口がそれかよ!
でもなぁ…気持ちよくなかったといえばうそになる。
けれども気持ちよかったとは言いたくない
深く追及されないような回答をしておいた。
めんどくさく突っ込まれてもめんどくさいし
早く帰りたいのとこいつから離れたいので早歩きで歩いた
それでも映る景色はあまり変わらずだ。
さっきのもあって体力がほとんどないのだと知った
もう、歩きたくない
疲れ果て地面にへたり込みそうになる足を一生懸命に動かした
大好きだった先輩に無理矢理犯されるのが嫌だったのだ。
期待を裏切られた感じ?
あれがすごく悲しかった
「あぁっ///あ〝ひっ///ビュルルルルルしぇんぱぃ♡ビュルルルルこわ〝れちゃぅっ///」
こんなんで人生壊したくない
その思いで僕はとっさに了承してしまった
先輩は手をひらひら振りながら曲がっていった
あーあ。最悪
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!