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第8話

検査②

「…レントゲン検査するので、金属類のものを付けているなら、それを外してきてください」

 そう言って、私の部屋のドアを閉めて、どこかに行ってしまった。

 冷たいな、仕事だからこんなもんか。

 久保田さんは誰に対しても表情変えずに立場とか気にせず、気さくに話してるのを見ているからかな。

 それより、検査するから下着外さなきゃ。
 急いで車いすに乗ってから、他の看護師の方の元へ行き、検査室に連れて行かれた。

 検査は約一時間。長くなると思ったが、短かったな。

 無事、検査できたし良かった。

 検査を終えて、他の看護師の方に車いすに引かれて、自分の部屋へ戻った。

 今は、十一時半。

お昼は、十二時。あと、三十分。テレビを付けて、ボッーとしていよう。

いつの間にかベットの横になっていた。

 あれ? いつの間に。
その時、目の前に誰かがいた。

「あら? 起きた?」

 うん? と目を擦りながら、目の前にいる人を見ると母さんだった。

「え? 早くない。午後に来るって言ってたのに」

そう言うと、母さんは言った。

「今、十三時だけど」

「え? え? どういうこと」 

 私を驚いて、母さんの目を見た。

「あんた寝ちゃって、お昼はあとにしてもらったのよ」

 私寝ちゃったの。
確か、私はテレビを見ていたはず。どうやって横に。そう思ったら、母さんが声を発した。

「あ、あの看護師さんには礼言っておきなさいよ」

 母さんは私の必要なモノを引き出しに閉まっていた。

「……それって、誰?」

 目を丸くして、母さんを見た。

それに気づいたのか母さんは私の方を向いて、返事をした。