第204話

190話
1,004
2022/12/11 09:00
それからはイチジ様の命令通り、イチジ様の言うことだけ聞いていた







だから油断していたのかもしれない。






イチジ
……どういうことだ、これは






夢主
あ、や、ちがっ!






サンジ
クソッ……






遡ること30分前、私は仕事の一環で書庫にいった







するとその帰りサンジくんとばったりとあった







サンジくんは周りを確かめて小さめの声で






サンジ
なんであなたちゃんがここに?ここは危険だ。





夢主
革命軍の方の仕事なの……お願い、黙ってて欲しい







サンジ
そりゃあもちろん誰にも言わないさ。ただおすすめはできない…






夢主
ありがとう。大丈夫!自分の身は自分で守るよ








サンジ
そうか……いざとなったらいつでも呼んでくれ!あなたちゃんのためならどこへでも飛んでいくから!









夢主
ありがとう!








その時、後ろで人の気配がしたため振り向いた。







夢主
?!……う、そ。








そこには1番いてはいけない人がいた







夢主
イチジ……さま








イチジ
……どういうことだ、これは






夢主
え、や、ちがっ!






サンジ
……チッ…(よりにもよってこいつかよ!)






イチジ
さっき、革命軍とかなんとか聞こえたんだが…まさか、あなたが革命軍だったとはな。うまく騙されたもんだ








夢主
っ!……






どうしよう……








言い逃れが出来ない!!







イチジ
なんとか言ったらどうだ




その時、サンジくんが私の前に来て私を庇うような行動を取った。











イチジ
そこをどけサンジ。





サンジ
退けるわけねぇだろ





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