第16話

12.❣️
782
2021/08/14 10:01
山本「らァ!!!」
山本がスパイクを、坊主の人がレシーブをしようとしたが、打ち切った。
山本「ッシャアァ!!!」
よしっ!点はどんどん決まってる……このまま行ければ……。
次のサーブは犬岡で犬岡は後衛に下がった。
前衛には黒尾が出てきた。
黒尾「20cm以上の身長差で犬岡と互角以上に戦うなんてすげーなチビちゃん」
日向「ヌッ!!!」
日向「チビって言う方がチビなんだぞコラッ!」
菅原「それは違うだろ」
その後、黒尾は9番のセッターに視線を向けて余裕のある笑みを浮かべた。
うわぁ、煽ってる煽ってる。相変わらず煽り上手だな……きっと次はあの早い速攻くるだろうな……黒尾の雰囲気があれだから。笑
本人に自覚があるかわかんないけど笑
犬岡がサーブを打った。
それを、烏野のリベロがとり、セッターのもとにボールが渡った。
10番は横飛びをして、あの早い速攻を打った。
次は10番のサーブを打って、夜久君があげた。
研磨のもとにボールが行った瞬間に、山本、海、黒尾が助走を始めた。
ここはみんな山本が打つって思うだろうな。
すると、後ろから福永がバッくアタックをした。
が、10番がレシーブした。
また、レシーブと言うよりは体当たり……。
夜久君のもとにボールが渡り、研磨にボールが渡った。
今度は、黒尾がAクイックをした。
misuzu🌱🖇️「Aクイックとは、セッターの正面での速攻の事を言います!」
次は、山本のサーブだ。
それを、坊主の人が少し崩したが拾って、リベロの人にボールを繋いだ。
リベロの人が、ひげの人にボールをあげた。
それを、夜久君が真正面からレシーブした。
研磨にボールが繋がれて、黒尾がAクイックで跳ぼうとしたが、
一人時間差!
misuzu🌱🖇️「一人時間差とは、トスのコースや実際のアタッカーとおとり役の位置,タイミングなどの違いによって多彩な組み合わせがある。 おとり役と実際のアタック役を1人で行なう場合のことをいいます!」
よしっ!だんだん烏野が呑まれてくるはず!
猫又「ふほほ…青いな鳥飼孫。焦りがダダ漏れじゃねーか」
あはは……監督も煽ってる……。
鳥飼「パワーとスピードでガンガン攻めろ!!」
ビクッ
田中「力でねじ伏せろってコトだなァ!?」
日向「なんかソレ悪役っぽい…」
鳥飼「いいじゃねーか“悪役”!」
鳥飼「“カラス”もなんか悪役っぽいしよォ!」
武田「鳥飼君顔が恐いですよっ」
鳥飼「へたくそな速攻もレシーブもそこを力技でなんとかする荒削りで不格好な今のお前らの武器だ!!」
猫又「あ〜〜〜くそ。こっちの雰囲気に呑まれてくれたと思ったのにな……」
これで呑まれてくれないなんて……。
鳥飼「今持ってるお前らの武器ありったけで」
鳥飼「攻めて」
鳥飼「攻めて」
鳥飼「攻めまくれ!!!」
さあ……こっからが正念場だ。

プリ小説オーディオドラマ