第14話

10.❣️
825
2021/08/14 09:46


ー2セット目ー


また、犬岡が10番を止めた。
犬岡「っし!!!」
あなた「ナイスブロック犬岡!」
また、10番がボールを打った。
が、犬岡がまたボールをブロックした。でも、烏野の主将さんがレシーブをしてフォローした。
そろそろ10番が戦意喪失してもおかしくないはず……でもどうして交代しないんだろ?今後の対策に?
今度は、ひげの人がスパイクを打ったが、夜久君が拾った。
でも……やっぱりボールはあのひげの人と坊主の人にまわすのが多くなってきてる。
また、10番が横飛びをして、犬岡を躱したが、犬岡もなんとか10番に追いつき、10番をブロックした。
今の一発、効いたはず……。
猫又「ー気力を挫く゛人の壁゛」
猫又「打てば打っただけ心は折れてー」


ピリッ


猫又「ーわらった」
わらった?どうして?自分のスパイクがどんどんブロックされて、崖っぷちで、1セット目もそれが原因で取られたというのに……?
また、9番は、10番にボールを上げた。
だが、10番はボールを空振った。
あなた「……え?」
あなた「今、10番……ボールを見た?」
misuzu🌱🖇️「あなただけは、日向が目をつぶって打っていることがわかっている状態です。」
黒尾「なんだぁ?チビちゃんどうしたんだ?」
その後、烏野のコーチが急いでタイムをとった。
あなた「多分、次からはダイレクトデリバリーじゃなくて、インダイレクトデリバリーのトスになると思う……だよね?研磨。」
研磨「きっと……翔陽の空中での余裕をつくるために…」
それから、やはりトスの軌道はインダイレクトデリバリーに変わった。でも、初めてやったのか、インダイレクトデリバリーのトスは、できていても、10番のスパイクは失敗つづきだった。
でも、何回かつづける内に……
あなた「ブロックを……避けた……?」
だが、そのボールはアウトだった。
でも、10番は目に光を灯したまま……
犬岡「すげぇな!ショーヨー!!」
日向「…もう1回」

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