えみなさん前回のお話ハートありがとうございます泣きます愛してます((
♯ジョングク主人公
♯病み系バットエンドです注意!!
(BTSヒョン達怖くなる)
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グクdis
((バタッ
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意識が、、、戻ってくる。
俺は顔が出ている状態で倒れていた。
もういいや。もう嫌だ。
そんな気持ちが交差する。
俺はついに感情を失うように何も考えれなくなった。
こんなボロボロな状態で写真を撮られるなんて普通の俺なら嫌だ。
でも。
もう今ならましなんだよ。
けど。それだけは。俺の気が許さなかった。
ヒョン達には迷惑をかけたくない。
俺はよろよろと起きあがる。
俺の姿を撮ったスマホを取り上げようとした。
でもそんな力はなくて。
その人に抱きつくように倒れてしまう。
それに同時に足で顔を蹴られる。
そんなことを言いながらそいつらはこっちを見たりスマホを見たりして遠のいていく。
ネットにもあげるんだろう。
俺は膝から崩れ落ちた。
また。涙が出る。
俺は何に対して泣いているのか分からない。
ヒョン達に会いたい。
お母さん。お父さん。
army、、、
けど今の俺ならみんな会ってくれないかな。
鼻から出る血が。
目から出る涙が。
今の状態に冷や汗が。
俺にSOSを訴えている。
時々思う。
なんで俺がこんな目にあっているんだろう。
今頃何も無かった俺は何をしているのだろうか。
ヒョン達と一緒に撮って笑いあって。
ご飯食べて幸せに帰って。
明日はこんなことがありますよという事務所からのメールを確認して。
グループLINEで来る報告。
今日は俺だけ居なくなったグループLINEを作って報告するのだろうか。
そんな幸せなことがなんで今出来てないのだろう。
俺は何もしてないのに。
ボロボロ涙が溢れてきて袖で濡れているところを拭く。
でも何回拭いても止まらなかった。
その時だった。
奥の部屋で声が聞こえた。
『アンニョーン!!』
(ザワザワ)
走れバンタンの動画が終わったのだろうか。
こっちに来る、、、。
会いたい喋りたいギュッてしたい。
『あははw』
奥のドアが開いた。
俺は痛かった足で立つが今はそんなの頭に無かった。
1番先に出たジェイホープがこちらを見る。
ヒョンはびっくりしていた。
ジェイホープはドアの前で立ち止まりみんな押して押して出る。
みんな俺の顔を見てくれてる。
俺はヒョン達の方に足を引きずりながらいく。
やっとで顔がはっきり見えるような位置まで来た。
ヒョン達はみんな下を向いていた。
ジェイホープは被っていた帽子を深く被りまたもや先頭を歩く。
みんな並んで行ってしまう。
嫌だ。やだ。いやだ。
俺は不意にテヒョンの手を掴んでいた。
テヒョンは俺と今日初めて目を合わせた。
けどその顔はいつもの優しい笑顔ではなくて。
怒っているような。気持ち悪いような。
そんな顔だった。
テヒョンは俺の手を強く振り払い俺から逃げるように他のヒョン達についていった。
なんで、、、??どうして、、、??
1番仲がいいじゃん。
1番人気なペアじゃん。
友達ともはぶかれるんなんて。
なんでみんな、、、
簡単に書けるネットに。
ほんとかどうかも分からない情報に。
信じてるの??
俺は部外者なんだ。そっか。
今の俺は涙が止まって。
目の光が無くなるくらい世界が真っ暗になった。
誰にも信じられないなら。
もういいかもね。
俺はフッと笑った。
呆れるほどにみんな大嫌いだ。
俺は右手の強く握って下唇を血が出るほどに噛む。
『その癖やめたら~??』
俺は後ろをふりかえる。
誰もいなかった。
ヒョン達が止めてくれた癖。
今治らなかった。
前とめてくれた時がよみがえる。
あん時俺はデビューしたばっかりで若かったっけ。
やっぱり。大嫌いなんて、、、なれない。
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今頃の他のメンバー達では。
今日はグク以外のメンバーが呼び出されて事務所の上の方が待っていた。
丸くなって座った。
グクがいないことに何かしらみな嫌気がさしていた。
そんなことを言われてみんなとても困惑していた。
テテは本気で否定した。
俺達も思った。
グクはそんな事しないと。
テテは涙ぐみながら。シュガーは頭を抱えながら。他のメンバーも同じような行動をしていた。
その言葉を聞いて一斉に身が引く。
この中でも1番この人に刃向かえることが出来るだろう。ナムジュンがはじめて席を立った。
誰にも無責任に怒らないナムジュンが初めて刃向かった。
シュガーは自分が思ったことを沢山言った。
でも誰がどのような事を言ってもその人の心には届かなかった。
シュガーは立ったままでその人を睨むように目で追いかけた。
得意そうな顔だった。
みんなどれだけムカついて悲しかっただろう。
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グクを無視して帽子を深く被った俺。
すぐに離せと手を振り払って前をすぐ向いた俺。
出ていけと。早く行け。と言った俺達。
それは涙が出そうなのを見せないため。
こんなことして毎日は罪悪感でいっぱいだった。
みんなあの人が席を外した後一緒に泣いた。
ごめんな、、、ごめんなさい、、、グク、、、
みんなお前を守るために、、、
『してるんだっ、、、』
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続きます!!
めっちゃ長いので!!
そろそろみなさんも疲れてきたでしょう!w
次たぶん最終回になります!!w
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!