第5話

職場体験
131
2021/08/27 07:14
お母さん
お母さん
それじゃあ、見回りに行こっか。
街中を歩いていると、
わぁ、スプリングにサバナだぁ〜!
本当だ!
かっこいい!!
モブ1
キャー!!引ったくり!!
あなた
お母さん
お母さん
シュン
サバナ
サバナ
シュン
あなた
!?
あなた
(速い!)
あなた
シュン
お母さん
お母さん
あっさ、、
お母さん
お母さん
ん''ん''
お母さん
お母さん
ホープ!
お母さん
お母さん
遅いよー
現場に着けば、ひったくり犯と思われるやつはお母さんが出した風によって浮いていた。
あなた
縄で縛ってる?
サバナ
サバナ
おう!いくら浮かせてるとはいえ個性がそれに対抗するもんなら意味ないからな!
あなた
凄い連携。
その日は何事もなく終わりを迎えた。だが、あの連携を見て、お母さんがどれだけ凄いか一目瞭然だった。
サバナ
サバナ
あっ!ホープの部屋はここな!
あなた
はい。ありがとうございます、、。
サバナ
サバナ
どうした?元気ないぞ?
あなた
えっと、、
あなた
___って事でして、、。
サバナ
サバナ
あ〜なるほどな。それならスプリングに聞いてみればいいんじゃねぇのか!?
あなた
え、う〜ん。いいんでしょうか。忙しそうじゃないですか。
サバナ
サバナ
じゃあ俺が時間を作ってやるよ!部屋で待ってな!
あなた
ありがとうございます、、?
そのまま言われた通り部屋で待っていると、数分後。
ガチャ
お母さん
お母さん
あなたの下の名前?
あなた
あっお母さん。ごめんね。いきなり呼んで。
お母さん
お母さん
ううん。全然大丈夫よ!
お母さん
お母さん
むしろ嬉しいもの!
お母さん
お母さん
それで?どうしたの?
あなた
今日のひったくり犯。
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
それがどうかした?
あなた
捕まえるときにさ、私とお母さんの個性同じなのに、お母さんの飛ぶ速度がめっちゃ速かった。
お母さん
お母さん
ん〜。あなたの下の名前は飛ぶ時どんな風に飛んでるの?
あなた
えっと、こうだよ。
ヒュー(あなたの下の名前の足のしたに小さな竜巻のようなものがで      きる。)
お母さん
お母さん
あ〜なるほどね。
お母さん
お母さん
あなたの下の名前はふわって感じなのね!
あなた
ふわっ?
お母さん
お母さん
ええ!
お母さん
お母さん
同じ個性でも使い方が違えば速さも違ってくるのよ。
お母さん
お母さん
お母さんの個性はシュンって感じでしょ?
あなた
うん。
お母さん
お母さん
やってみるわね。
シュン
お母さん
お母さん
足の方をよく見てみて
お母さん
お母さん
風はどんな風になってる?
あなた
あなた
範囲が狭い!
お母さん
お母さん
うん。最小限の大きさで最大限を引き出す。
お母さん
お母さん
風を集めるの。
お母さん
お母さん
イメージは、足の輪郭を早いスピードで描く事。
お母さん
お母さん
私達の個性は、風を操る範囲が広くて遠いと細胞に痛みが走るでしょ?
お母さん
お母さん
それを抑えるには、最近距離で、最狭範囲で細胞の痛みを防ぐ。後は体力ね。いくら近くて範囲が狭くても少しづつ体力は使うわ。
お母さん
お母さん
それを上手く使えるようになれば、長時間飛べるようになると思うわ!
あなた
うん!ありがと!お母さん!
お母さん
お母さん
どういたしまして!また何かあったら呼んで!忙しくても時間を作れるようにするから!
あなた
うん!!
ガチャ
壁にもたれかかっているサバナ。
サバナ
サバナ
ホント、娘さん大好きなのな。
お母さん
お母さん
え?
お母さん
お母さん
当たり前でしょ。てか、愛してるわ。
お母さん
お母さん
これから先、何が起こるか分からないからね。強くしたい。
お母さん
お母さん
ヴィラン連合もまだ捕まってないし。あの子は優しいから。ヴィランをも助けたいと思っちゃうのよ。
サバナ
サバナ
えっ!?ヴィランも!?
サバナ
サバナ
あいつ馬鹿か?
お母さん
お母さん
フフッでも、あの子なら多くの人を助けられる気がする。
サバナ
サバナ
はぁ〜!面白い子だな!笑
お母さん
お母さん
でしょ?身内って事を引いても、きっと私には届かないぐらいのヒーローになると思う。
サバナ
サバナ
そっか。
サバナ
サバナ
じゃあもうそろそろ仕事戻ろうぜ〜。部下だけに任せるのも大変そうだからな。
お母さん
お母さん
そうね。行きましょうか。
サバナ
サバナ
本当。今のザ・ヒーローって感じのスプリングを見たらホープはどう思うのやら。
お母さん
お母さん
あら。いいじゃない。娘の前では猫かぶっても。笑
その頃あなたの下の名前の部屋では、、
プルルルルルプルルルルルカチャ
癒花
癒花
もしもし?お姉ちゃん?
あなた
夜ご飯とか大丈夫だった?
癒花
癒花
うん!大丈夫だよ!
あなた
そう。良かった。
癒花
癒花
それよりどうだった!?お母さんの仕事姿!
あなた
ちょーかっこよかったよ!!
癒花
癒花
本当!?私も見てみたいなぁ〜テレビでしか見たことないもん!
あなた
フフッ癒花も高校生になって、ヒーロー関係に着きたいなら見れるんじゃない?
癒花
癒花
え〜でも、私治癒能力しか持ってないよ?攻撃向きじゃないもん!
あなた
個性で攻撃するだけが全てじゃないよ。しっかり自分の力で格闘技とかやってみたらそれでいいんじゃないかな〜。
癒花
癒花
そっか。ありがと。お姉ちゃん。じゃあ私明日も学校あるからじゃあね!
あなた
うん!またね。気をつけるんだよ?ちゃんと鍵とか閉めて、こたつは消した?
癒花
癒花
全部やったよ〜もう〜すーぐ心配になるんだから〜。
あなた
アハハ、ごめんごめん笑じゃあおやすみ。
癒花
癒花
うん。おやすみ。
プツ
あなた
ふぅー。練習しよっと。
外へ出る。
サァァァ
あなた
風もご機嫌みたい。笑
あなた
よし!
サァァァ
あなた
(風を集めるイメージ、、。)
シュン
あなた
(ん?でき、)
あなた
あっ
シュンピッ
あなた
痛、、
あなた
足に傷が出来ちゃった、、。
あなた
治さないと。
パァァァァ
あなた
よし。コツは掴んだ!もう1回!
サァァァ
シュン
あなた
(落ち着け。モノにしろ。足の輪郭に沿って回す。)
スゴォォォォォォォ
あなた
あれ?これ、ジェット機みたいなやつ音してる、、?
あなた
まぁ、いいや。ちょっと走ってみよっかな。
シューン
あなた
わぁ、凄い!速い!できたァ!
あなた
よし!帰ろ!
事務所にて
あなた
ふぅー。意外と早くできたなぁ。嬉しい!
その頃スプリング達は、、窓からその様子を見ていた。
サバナ
サバナ
なっ!あいつもうモノにしやがった!?
お母さん
お母さん
フフッさっすがあなたの下の名前。
あなた
わぁ、凄い!速い!できたぁ!
サバナ
サバナ
はぁー!ここまで来ると馬鹿なのか天才なのかわかんねぇや。
お母さん
お母さん
さっき、聞いた情報でね、ヴィラン連合にね、''あの人''がいるって噂なの。
サバナ
サバナ
は!?まじかよ!
お母さん
お母さん
だから早くあなたの下の名前を強くしたいわ。
お母さん
お母さん
あの人の強さは私がよく知ってるもの。
サバナ
サバナ
よし。あいつの面倒は俺が見る!
お母さん
お母さん
あら、いいの?
サバナ
サバナ
あぁ!スプリングは忙しいからな!俺が強くしてやるよ!約束だ!
お母さん
お母さん
ありがとう。助かるわ。でも程々にね。いくら強いとはいえ、精神面を削がれたら意味ないわ。
サバナ
サバナ
りょーかい!
職場体験1日目終了










続く_____











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