そう早口で言ってが学校に向かって走り出した。
よくあんなに早く言えたな……
自分でも関心する……(笑)
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みんなに聞かれるのってこんなに恥ずかしいもんなんだね…
覚悟の上でやってるつもりだったけど……
そんなことを呟きながらみんな席についた。
朝の会によくある話を聞いている。
今日は何がある〜だとか。
そこから学校が始まる。
歌い手になってもそれは変わらないんだな
と当たり前のことを思う。
でも…
先生が出ていって授業が始まる。
四時間目が終わるとお昼休みになって…六時間目も終わって帰ってきたら歌を歌う。
歌うというスパイスを楽しもう。
そんなことを思いながら朝の会を終えた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!