1週間前、俺の彼女にクリスマスの日お仕事でもいいから、お泊まりしよ！と言われた俺、目黒


嬉しいけど、一日一緒に過ごすことが難しい俺達の仕事は寂しい思いをさせてしまうから申し訳なく思う

けど、俺はこの仕事をこれから先もしたいし、彼女のあなたもそれは応援してくれているからとても有難い

時々悲しそうな表情をする事があるけど、何も言わない彼女が初めて自分の意見を言ってくれた

言った後顔を真っ赤にさせながら俺の返事を待つあなたが可愛くてたまらない

今までの子はみんな、なんでクリスマスに外でデート出来ないの⁈なんでってきたのに

この子は…

本当に優しくて、愛らしい

愛おしくて堪らない

翌日、雑誌の撮影で楽屋で休憩を取っていた俺の所にドラマ班が寄ってきた

この人達は本当に煩いな

はあ…

めんどくさい

あなたの事を自分の妹のように見ているふっかさんは彼女の大きな成長を感じたのか泣き真似をしていた

康二も佐久間くんも泣き真似

周りからの目が凄いんだけど…

さっきまで撮影をしていた岩本くんがこっちに他のメンバーと一緒にきた

うん、急にこんな事言われたら意味分からないよな

俺が今までの話をすると

さっきのドラマ班みたいな事を他のメンバーもした

末っ子のラウールがぶった斬るように言った

バブ、うるさい…

それからメンバードラマ彼女達プレゼント決めをして、やっと決まった

荷物を取りに行って、それからの仕事をいつも以上に頑張った

クリスマスは夕方まで仕事が入ってるから少しでも時間を作れるように…

あなたを泣かせないように…

でも、当日の日俺はその日までに家に帰ることは出来なかった

もう終わるぞっていう所でマネージャーが仕事が増えたから帰りは次の日を越えると

とあなたに連絡する
直ぐに既読がついてわかった！私のことは気にしないでお仕事してきて！と返信が届く

ずっと待ってたよな、ごめんなあなた

仕事が終わり、急いで家に帰ると部屋の電気が付いていて入るとあなたはテーブルに突っ伏して寝ていた

これ、つくってくれたのか

ローストビーフに…俺の好きなグラタンまで

風邪を引くから声を掛けると起きるあなた