第2話

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2020/09/14 00:00
□side

♡「今から増田様の家に行くから」

□「えっ?僕君たち捕まえて帰ります」

▽「それは無理だな刑事さん」

□「増田!」

♡「おい、増田様だぞ!」

▽「ゆうやいいよ」

♡「でも……」

▽「こいつはまだわかってないらしいな、家帰ったらたっぷりおしおきしてあげるよ」

▽「ついでにゆうやもな」

♡「えっ、なんで俺も!」

▽「こいつを進入させた罰だよ」

〇「こやま、聞こえるか?」

□「うん((ボソッ」

〇「今助けに行くから頑張って待ってろ」

□「わかった((ボソッ」

▽「おい!何話してる!」

耳につけてたのを外されて

バキッ!

踏み潰され壊れてしまった

□「あっ!」

▽「これでもう俺のもんだ」

▽「ゆうやそいつ連れてこい」

♡「わかりました」

また出ていった

□「ひとつ聞いてもいい?なんで捕まりたいって言ったの?」

♡「きっと今の生活より良さそうだから」

□「そんなに嫌なら逃げればいいのに」

♡「無理だよ、君はどうなるか分からないけど、俺は首に発信機を埋めこまれているし、足と手にもリング型の発信機」

□「そんな……」

♡「それだけじゃない、首輪も付けられるもちろんこれも特注で作ってあるからとれないし、裏切ったら締められる」

□「いつから増田といるの?」

♡「増田様とは幼なじみで、俺にとってはお兄ちゃん的存在だった、けど中学の時増田様に誘拐された」

♡「それからずっと監禁生活だったけど、今は一緒に働けるようになった」

□「手越も大変だったんだね」

♡「俺の心配より自分の心配したら?話してるうちに車着いたけど」

□「あっ、忘れてた」

♡「ほんと馬鹿なの?」

□「馬鹿だよ?^^*」

♡「変なやつ」

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