今日はあの悪党はいないらしいな!
文門さん、そんな言ってたら「噂をすればなんとやら」になりますよ
フラグってやつやな
悪党どもはいなかったが、変なのを見つけた…
あの人何やってるんでしょう?
あれは、なんか面倒くさいやつ!
気づかれる前に逃げましょう!
そこの君たち、僕にその『会話』が聞こえてないとでも『思って』いたのかい?
ひえっ…な、何してるんだ!こんなところで!
『静粛』にしていてくれるかな?
僕はガライヤから『重大』な『依頼』を受けているんだよ
なんかこのノリ前にも見たで
それは数時間前にさかのぼり蜻蛉乃城
クラウゼ!
ん?どうしたのかな?
パラさんを見守っていてくれませんか?
…話に『脈絡』が無いな
貴方もそうじゃないですか
くっくっくっ、『完璧』である僕がそんなわけないじゃないか!
それは置いといてですね!
パラさんにお使いを頼んだので見守ってほしいのです!
……?
まぁ紫頭、よくわからないのはわかる
主様は最近聞いた「はじめてのお使い」ごっこをやりたいらしいんだよ
何故、パラを『使い』にやるんだね?
ガライヤがやれば済む『話』だと思うのだが
そもそもだが、ガライヤが『見守れば』いいのではないか?
私はもうお使いは何度もしたことがあるので…
それに、この神木とか目立つじゃないですか!
それ『仕舞』えるだろう??!!
というわけなんだ
……ガライヤ壊れた…か…?
ここで時間使ってていいんか?
はっ、僕と『した』ことが、こんな『間違い』犯すだなんて…
パラさんはむこう向かいましたよ
くっ、『感謝』しよう…僕からの『感謝』はこれまでにないほどの『徳』だからね
はよいけ
……
どうやら、『依頼物』は全て『完了』したみたいだな…
あれは…クラウゼだな…何をやってるんだ?
は?クラウゼ?私は嫌よ、近寄りたくないわ!
……
やあ、雀巳じゃないか、ここで『出会う』とは神は『僕ら』に何を『希望』しているのだろうかね?
げ、
げ、
ところで、さっきは『誰』と『話して』いたのかな?
『周囲』には『誰も』居ないようだが…
…?
気のせいじゃないの?
そうか…君もついに『統合失調症』になってしまったか…
私を病人にしないでくれる?
そういうことでね、私は仕事があるからじゃあね
……
また『見失って』しまった…
…
もう、あなたのせいで病人扱いされるとこだったじゃないの!
……
さっきから黙ってどうしたの?
いや……まさか…あいつは…
どうしたのって!
ハミィ、忘れたのか?
あいつは「僕の声」が聞こえてるかもしれないだぞ
えっ、そんなこと言ってたかしら?偽物の玄鳥さまの時の様に勘じゃないの?
やっぱりそうかな…
…
……?
……
(どうしたんだ…?)
(もしかして…)
パラ!
あ!クラウゼ!
やっぱり『迷った』のか?
……
(ガライヤはこれを『見越して』いたのか?)
ここであったのも『奇跡』だね、『共』に『帰路』につこうかい?
…………
なにか言ったかい?
みなさんお帰りですね
ご飯はできてますよ
え、じゃあ今日買ってきたのは…?
明日の分ですよ
ふーん
クラウゼもお疲れさまでした
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少年症状 (一,二話改稿作業期間/現在1-8まで更新済み)
病(やまい) 人や動物の心や体に不調または不都合が生じた状態のことと、植物に細菌やウイルスが寄生し、腐敗や枝葉の状態が普通の状態では無くなっている状態。一般的に外傷などは含まれない。 (Wikipediaより引用) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 初めのチャプターの『必読』に同意して頂けた人のみご閲覧下さい。
- ミステリー
最後の審判
同窓会をきっかけに、小学五年生の頃の記憶が蘇る。…記憶の中の自分達は、神と契約してこの地にとどまる怨霊を祓っていた。なぜ突然記憶が蘇ったのか。自分達には何ができるか。謎は、紐を解くように簡単ではないのである。 ミステリー、ホラー、コメディ、トラジティ。要素は様々。あなたはどう見る? 表紙、その他イラストは私 (チャプターの数を数えています) 第一章 6年越しのプロローグ 始発 一話 不穏な同窓会 二〜十五話 記憶共有 十六〜 黒い影編 十九話〜二十八話 ロンドン橋の少女編 三十一話〜
- ファンタジー
ドメインうぉーず!〜仮想世界を舞台にしたデスゲームで妹を溺愛している少女が妹を救うために元ゲームマスターの裏切り者の人工超知能と手を組んでゲームぶっ壊します〜
2050年、全てがデジタルで一元管理される時代。 妹の九三が原因不明の自殺未遂で昏睡状態に陥り、姉・有海空の世界は崩壊した。 そんな中、CUBEと呼ばれる次の人類の故郷となる仮想世界での権力争いが激化。 そこは、土地や通貨を奪い合うバトルロワイヤルの場であり、 選ばれし者たちが欲望のために汎用人工知能MEを駆使してしのぎを削る世界だった。 ある日、妹の見舞いのために病院を訪れた空は異様な光景に遭遇する。 周りは人型の怪物によって拘束された人々で溢れ、自身も動けなくなってしまう。 そこで聞こえてきたのは、かつて人類を破滅に追い込んだAIの声。 「妹の体をくれたら、救ってもいい。」この言葉をきっかけに、 空は妹を救うため、そして元の平穏な日常を取り戻すため、 世界の運命を賭けたデスゲームへと足を踏み入れる。 使用画像 七三ゆきのアトリエ https://nanamiyuki.com/ novelai https://novelai.net/
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。