屋上にて ____
はぁ .. 。
走り疲れちゃった ..
どうしよ 、モトキを無視しちゃった ッ ..
唯一の一番の友達と
あとなにか 、
大切な物が無くなったような気がする 。
私はこれからどうする ?
謝る ?
何を謝る ?
またみんなと一緒に帰れる ?
もぅ 、
わかんないよ ..ッ
信じ合える友達なんか ッ ..
私には ッ 最初から .. ッ
ポトッ
勢い良く涙が目から溢れた 。
グスッ
さっき泣きやんだばかりなのに
どんどん涙は出てくるばかり 。
ンダホ .. ッ
ンダホの話 ..
正直 、そりゃあ 怖いよ .. ッ
何を話すのか 、わからない 。
"俺らに関わらないで" って言われるかもで
この場から逃げたしたいけど ...
なんて 、言っちゃったんだ 。
ほんとに 、数分前屋上に来たことを
後悔してる ..
みんなは私の
味方 ??
ほんとに ??
いいの 、信じても ..
信じて 信じて 信じて ..
もし __
裏切られたら __???
!?
ギューッ
シルクが私を抱きしめてくれた 。
そこで私は 、ふと思った 。
なんで信じてあげなかった ?
なんでそんな簡単に騙されちゃったの ?
なんで ッ ..!!
ㅤㅤㅤㅤ
私達の仲は
そう簡単には崩れない ____。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!