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第10話

好きな人の好きな人
放課後になり、私と千秋は一緒に帰ることになった。
まぁ、ジュースを奢るためなんだけど· · ·
美玲
美玲
何飲みたい?なんだったら、
ミルドーナツ屋に行こ!
千秋
千秋
甘いもん苦手って言っただろ?
でも、ミルドーに、ジュース
売ってるし、いっか。
美玲
美玲
やったー!ミルドーのおすすめはねー
千秋
千秋
だーかーらー、
ドーナツは食わねぇよ。
美玲
美玲
つまんない人生送ってんね!
千秋
千秋
はぁ?甘いもん食わないだけで
つまんない人生って· · ·
口喧嘩をしながらもミルドーに入り、
メニューを頼むと千秋は財布を取り出した
美玲
美玲
あっ!ミルドー食べたくなった?
千秋
千秋
· · ·んまぁ、そんなとこ。
千秋はそう言うと、ジュース代も、
さっき私が欲しいと言っていたミルドーの
メニュー代も払ってしまった。
美玲
美玲
えっ· · ·えっ?!
ちょっと!ジュース代と私の欲しい
ミルドー代も私が払うのにー!
千秋は自分の食べたいミルドー代
払えばいいの!
千秋
千秋
元から、奢られるつもり無かったし
美玲
美玲
はぁっ?!
意味わかんない!!
千秋
千秋
黙って奢られてろ。
千秋はそう言って私の頭を撫でた
こんなことシラっとする千秋も好きだ。
何気ない千秋の優しさが好きだ
たまに見せる優しい表情や、
無邪気な表情が好きだ
この短い間、千秋の好きなところが
たくさん見つけられて嬉しいけど、
見つければ見つけるほど
胸が締め付けられるように痛くなる。
なんだったら、もう気持ちを言っちゃうか。
そんなことも思ってしまう。
美玲
美玲
· · ·ありがとう· · ·
まだ、言えない。
言ったらこの居心地のいい関係が
壊れるかもしれない。
話すことも一緒に帰ることも出かけることも
出来なくなってしまうかもしれない。
千秋
千秋
· · ·おう。
千秋は誰に恋愛感情を向けてるの?
私以外の女の子?
可愛い子?綺麗な子?どんどん、
千秋の事ばっか気になって、
自分がどんどん嫌になってくる。
優希の時は?
こんなに、必死に恋愛してたっけ?
付き合う前、優希に一目惚れだったけど、
こんなに優希のこと想ってなかった。
こんなに、恋が辛いと思うことは
なかった。
千秋は、特別なの?
美玲
美玲
ねぇ· · ·千秋· · ·、
教えて欲しいの。
千秋
千秋
ん?何が?
結局全て奢ってもらい、
フードコートでコップの氷をクルクル回しながら
言った。
美玲
美玲
好きな人· · ·いるかいないか。
ちゃんと、言って欲しい。
千秋
千秋
なんで?俺の事興味無いくせに。
美玲
美玲
· · ·ないよ。でも、ちゃんと
千秋と仲良くなるには、色々知っておきたい。
今まで助けてもらったから、
恋愛相談とかして欲しいの。千秋に頼られたいの。
千秋
千秋
· · ·いるよ。好きなやつ· · ·いるよ。
千秋の言葉にもう、私の恋は
終わったって思った。
だけど、大好きな千秋のために
相談に乗ってやりたい。
美玲
美玲
えぇー?誰ー?私の知ってる人?
私、今笑えてるかな?
私が千秋のこと好きって、
バレてないよね?
千秋
千秋
うん、美玲の知ってるやつ。
美玲は、その子のことすっげぇ
なんでも知ってると思うよ。
美玲
美玲
えっ· · ·
もしかして、花凛· · ·?
そっか、可愛いもんね。
でも、花凛には悠斗がいるじゃん。
そっか· · ·そっか· · ·。
応援、頑張んなきゃ· · ·!