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第12話

千秋目線
俺と美玲の出会いは最悪だった。
転校が決まった時、俺は反対した。
ずっと、この街で暮らしたいと
素直に思っていた。
だが、そんな俺の意見は通らず、
大人だけの意見で引っ越すことになった。
新しい学校に行く朝、
俺はイライラしながらも登校するし、
なんとか、学校の門をくぐると、
だんだんと歩くペースが遅くなり、
立ち止まる女の姿があった。
小さい頃から俺は女に囲まれて、
キャーキャー言われて、
うんざりしていた。
この女もそうだろうと
冷たく「ねぇ、邪魔なんだけど。
急に立ち止まんないでくんない?」
って言ったら、なんの反応もせずに
謝っただけだった。
千秋
千秋
チッ· · ·初日から気分悪い· · ·
俺は相手の女にそう言って
去って行った。
これが、美玲と俺の出会いだった。
イライラしながらも
先生の案内で教室に入り、
自己紹介を短く終わらせると、
「あの生意気男!!!!」なんて、
でっけぇ声出す女がいると思ったら、
さっきのちっこい女だった。
そんな出会いで俺達は初めは、
こんなやつと一緒にいるのは、
最悪だと思っていたが、美玲の彼氏のことや、
遊園地の思い出で、一気に美玲のことが
気になっていた。
さくらとのことも色々あって、
俺はこいつが好きなんだって気づくようになり、
俺は放課後· · ·美玲に告白した。
正確にはアイツから告ってきたんだけど
それだけじゃ、だせぇと思って、
「俺と付き合ってください」って
言ってやると、美玲は予想通り、
泣いて「はい」って返事してくれた。
俺は不器用で好きって、言葉さえ、
相手に伝えることが出来ない。
だから、美玲を傷つける時もあるかも
しれない。でも、コイツだけは絶対
大切にしようとこの時誓った。
そんな告白の日から数日たち、
学校に着くと、美玲はニコニコして
挨拶してきた。
美玲
美玲
千秋、おはよう!
私たちのことって、やっぱ
内緒にした方がいい??
千秋
千秋
は?んだよ、いきなり· · ·
美玲
美玲
ん〜· · ·だって、出かけてるとこ
見られたらどういえばいいのか
分からないでしょ?
千秋
千秋
言わなくていいよ。
言ったらめんどくせぇし。
美玲
美玲
わかった· · ·。
美玲も色々と悩んでるんだな。と
感じた。悩ませてるのもハッキリしない
俺のせいだと思う。
千秋
千秋
美玲、明日· · ·どっか行きたい?
美玲
美玲
えっ?!行く行くー!!!
俺の提案に驚いた様子だったが、
すぐに笑顔で喜んでくれた。
初めて会った時より、雰囲気が
明るくなったが、たまにツンツンするところがある。
そんな所も好きだが· · ·
美玲
美玲
どこ行くー?
千秋
千秋
美玲の好きなところでいいよ。
美玲
美玲
んー。あっ!この前、4人で
遊園地行ったじゃん?その時、ゆっくり
遊べなかったから、そこ行こ!
その時、また千秋と行きたいなって
思ってたんだよね!
千秋
千秋
あー、そうだったな。
わかった。んじゃ、そこ行こ。
そして、俺達は遊園地に行くことになった。