段々焦り始める私。

だって中也だよ？
異能力強いし何より昔からの
顔見知りだし....。

良い上司感溢れ出てる中也。

太宰くんとは違うなあ...

私は中也から1番離れた商品棚
の隙間から彼らを覗く。

片手にビニール袋を下げた
悟様にそう言われる。

レジの方から店員さんの声がした。

私はレジに向かった。

店員さんから
お釣りを受け取ったので
悟様の元に戻ろうとした




のだが...

2人は横に並んで
立っていました。

このまま突っ込んでったら
絶対バレるよなあ...?

いや、でも
一瞬ならバレないかも...。

そんな事を考えていると

悟様が大声で
私の名前を呼んだ。

バレたらどうすんの！

私の事情も知らずに
悟様はそう言う。

そう自分に言い聞かせ
私は悟様の元へ向かう。

グイッ

悟様に頭を掴まれて
顔を上に向けさせられる。

次の瞬間、

 



                         "パチッ"

完全に目が合った。中也と。

此方も驚いたが
彼はもっと驚いたようだ。

そりゃ、死んだと思ってた人間が
ふらっとコンビニにいるんだもん。
そう反応するのも可笑しくない。
正常だ。

てか、普通に

私は悟様の手を掴み
全力で外へ逃げる。

後ろから中也の追いかけてくる
声と足音が聞こえたけど関係ない。

私はもう、マフィアとは関わらないから。

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無事私は悟様のおかげで
屋敷に戻ることが出来た。

相変わらず生意気だ。

まあ、コイツが居なかったら
あの場から逃げられなかったわけだし、
感謝しとくかあ...。


それとまた明日太宰くんに
今日のこと報告しよ。

実は生きてたの
バレたかも知れませーんって。

←結構軽く言ってるけど、
  多分バレたら私処刑だと思う☆
  一応組織裏切ってるし？

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翌日・武装探偵社