はぁ…
み、ミニスカは攻めすぎかな?
まぁいいや()
そろそろ来てもいいはずなんだけど…
ピコンッ
お?
「もうすぐ着くよ!」
外に出とかなきゃね、よし…
……ブロロロロロロ
やっほー!あなたちゃ〜ん!
あ、俺も〜!やっほ〜っ!
ちょっと!キヨとヒラ危ないって!
窓から顔を出すキヨとヒラ。
それを叱るフジの声がこっちに近づいてきた。
ふふっ…(かわいいなぁ…)
ごめんね、あなたちゃん。ちょっと遅れちゃった
なーにが「ちょっと遅れちゃった」だよ。
フジがいつもみたく遅刻してた癖によ〜!
さすがフジだよねー笑
………(ムゥ…)
反省してますー
大丈夫だよ…!
今日はよろしくね!
こちらこそよろしくね!
さ、乗って?
うん、
よいしょっ…
後ろ3人はキツいかなって思ったけど、やっぱあなたちゃん小柄だなー!
全然ヨユーじゃん!
あ、あなたちゃんって乗り物酔いしない?
大丈夫…な、はず!
気分悪くなりそうだったら、いつでも俺の隣来ていいからね〜!
へへ、3人ともありがとう
(こんなに優しくされると照れちゃうな…)
(あなたちゃん耳紅くなってる…)
じゃあ行きますか!
安全運転で頼むぜジーフー!
皆の安全は僕が保証します!
レッツゴー!
おー!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。