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あなたside
~ある日の朝~
ただいま、講堂の中にも、学校の中にも、ドラムの音が響き渡っている状態なんだけど、、
なんでこうなったかというと、、
そう、みやびが言った通り、旗印戦が行われている真っ最中。
私たち、特進クラスの教室のスクリーンには、
「上杉謙信をビートで倒す」という旗印をあげた緑川裕宇っていうやつと、謙くんが合掌している姿がうつってる。
いや、まじそれな(
そゆことね。
喧嘩じゃない、音楽とか、勉強とかでもいいってことか。
なんでもありなんだね(
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え、、うそ。
これが100点?
ありえないでしょ。
うるさすぎたんだけど(
それとちがうことが絶対おきるね、うんきっとそうだ。
あ。
またとられた。
びっくりしたぁ。
黒田くん、また怒ってるじゃん。
うん、なんで明智くんが泣くの?
あのときとのギャップよ。
↑3話参照
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やっぱりみんなも驚いてる。
なんで?
なんで、謙くんは時間がほしいと言ったの?
あ、電話だ。
外にでなきゃ。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!