眉間にしわを寄せ変な生物でも
見るような目であなたを見る芥川。
かなりの衝撃を
受けたようで一瞬固まるあなた。
芥川があなたに多分届かない
であろう反論をしようとしている所だった。
まだあなたを睨んでいる
芥川を引っ張って連れて行く。
今まで口を閉じていた乱歩が話す。
そう云いながら、
駄菓子を食べ進める。
2人の反応から見て、
まず間違っていないことは確かだ。
段々と減っていく
駄菓子を食べながら云う。
とうとう最後まで云い終わった
後にはもう駄菓子はなくなっていた。
空になった袋を
あなたに渡す乱歩。
結構長くなりました
最高の神作です。見て損ありません
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!