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第37話

37 【きあん】
バタン!



また、真っ暗な家。




かちゃん




鍵かけた。




もう、寝よう






疲れた、どうせ、1人で寝るんだもんね




はぁ、あたし、自分が嫌い。
何してんだろう、、、





涙がポロポロ。

声が出るほど、嗚咽。






玄関に座り込んでしばらく泣いたら、なんか仕方ないって、思えてきた。






しゅんすけの事だけ、忘れれないかな。



しゅんすけも、あたしのことだけ、忘れてくれないかな。




駿佑
きあん?
ドンドン
駿佑
きあん?
駿佑
聞いて。
駿佑
いるんでしょ?そこに。
駿佑
ごめん、さっきは、ごめん
駿佑
でも、ごめん、ほんとの思い。
駿佑
でも、それは、それでいいから。
この家に、帰ってきてね
オレ、待ってるから。
駿佑
どんな、、、
どんな状況でも、
どんな苗字でも、
オレはきあんが好きだから。
駿佑
じゃあね。
明日の朝は、来ないよ。
元気でね
泣いてた




また、泣いてた。




まだ、泣いてた。



しばらくして、



コツンコツン、、、


足音が遠のいていく、、、



きあん
やだ



行かないで!!!



カチャン



鍵を開けた、、、



駿佑
きあん
しゅんすけが飛び込んで来た
きあん
はぁぁぁぁ
ごめんなさい


むぎゅーーーー
駿佑
一緒に寝てよ
きあん
へぇ?
駿佑
オレ、寂しすぎて死にそう
ちゅ♡
きあん
うん
駿佑
おいで!



しゅんすけは、明かりをつけなかった。




暗いまま、話しようよ


なんで?


きあんの、ほんとに思ってること、知りたい


ふふふ、なにそれ


ほんとは、しゅんすけが1番好きとか、聞きたい


なにそれ♡かわいい、しゅんすけ


ちゅ♡


うわっ、違反!でも、エッチはしないよ


うん。


パパを裏切れない。


うちの?


うん。なんか、パパさんさ、オレの事息子にしたかった、って言ってくれた、、、ような気がした。


え?言われたの?言われたいの?


いや、わかんなくなっちゃった


ふふふ!ちゅ♡寝ちゃお


うん、、、









ベッドの中で2人くっついて、ゴロゴロ。
いろんな話をした。


しゅんすけは、先に話さなくなった。
しゅんすけの髪を触りながら、思った。




しゅんすけの事が、世界で1番好き

なにがあっても、きっとそれは変わらない、、、