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第16話

16 体育祭の日【長尾】
体育祭の日、忘れもしない、あの日。



きあん
けんと
長尾
どーしたの?
泣いてたんだ、、、
きあん
間違いであって欲しいんだけど。
長尾
なに?
きあん
しゅんすけって、
赤い靴下履いてたよね?
長尾
うん、朝笑ってたよね
きあん
だよね、、、
1組の吉田さんとキスしてた
長尾
え!それはないよ



体育祭のハチマキを相手に渡して、告白するってのが、流行ってた。



道枝のハチマキなんて、ずいぶんな競争率のはず。


きあん
それはないよって、どうゆうこと?
長尾
吉田さんなんて、名前聞いたことないやろ?
きあん
でも。キスしてた
きあん
好きじゃない人とすることじゃないよね?
長尾
きあんは、オレと出来る?
きあん
考えたことないけど。
出来るような気がする、、、
長尾
そんな感じなんじゃない?
きあん
ハチマキは?1個しかないじゃん
長尾
欲しかった?
きあん
くれると思ってた。
きあん
あたしのこと、そう思ってくれてると思ってた。。。笑える
長尾
オレじゃ、だめかなー?
長尾
オレとハチマキ交換しよ?
きあん
けんと、、、ダメだよ、けんとの人生があるよ
また、泣き出した、、、

泣かないでよ、、、

長尾
おいで。



手を引いて、校舎の影へ行く





オレはきあんにそっとキスをした

きあん
けんと、、、




2度目は、きあんからしてくれた。






きあんの瞳から、涙があふれてた。




長尾
抱きしめていい?
きあん
・・・


答えはなかったけど、ぎゅっと抱きしめた。



何人かが、そこを通りかかって見てた。



でも、きあんは抵抗しなかった。





その日の帰り、2人で帰った。
誰も知らないけど、、、



その日の夜、オレたちは、結ばれた。




きあんは泣いてた。



オレはきあんに、もう一生言わなくていいくらい、好きと言った。
かわいいよ、とも言った。




でも、付き合ってよ、とは言えなかった。





きあんには、好きな人がいるから。
きあん
誰にも、言わないで。
長尾
オレ、アイドルだからね、、、
ごめんね。内緒にしておいて