隣の家から聞こえるこの声は…
すとぷりの皆の声…?
じゃあ隣に引っ越してきた人はすとぷりメンバー?
じゃあ私はすとぷりの人達と友達になったの?
そうだ…じゃあころんは…ころんくんは…
考えているうちに生放送は終わってしまった。
私は頭の中が真っ白だった…
あんなに馴れ馴れしく接していた人がすとぷりメンバーだったなんて…いや、決まった訳じゃない…でも…ほぼ確実にそうだ
私は嬉しかった。すとぷりと友達だって事に。でもそれと同時に不安を感じた
だってころん達は私がすとぷりすなーって事に気付いてないから
それが知られたら、避けられるかもしれない
それがすごく怖くてたまらなかった
私は今日の出来事が夢であると信じたかった。知らない方が良かったのかもしれない
明日、いつもどうりにできるかな…
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。