いやいや、待て待て。
俺昨日の夜引っ越したばっかだぜ?
まだ隣の家の人にも挨拶してないし…
あぁ、もうしかたねぇな…
俺は仕方なく言った。
今日の生放送は俺ん家でするか…
隣人への挨拶は生放送する前でいっか
あれ?あなたちゃん来てくれないのかな…まぁ、全員男子だしな…そりゃそうだよな…
って、なんで俺悲しんでるの?おかしくね?
でもあなたちゃんと遊びたい…かも
俺は無意識にあなたちゃんに聞いてしまった。期待したんだ、「行きたい」と言う返事を。
そうだよな…そりゃそうだよなww
来るわけないよなww
俺は無理矢理笑顔を見せた。俺は別に大丈夫だよって。そんな笑顔を見せた。なんでこんなに悲しいのだろう
あなたちゃんのことしか考えられなっていく。
俺どうしたんだ?w
いつもの俺じゃないぞ…いつもの俺は何処にいったんだ…?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!