第60話

~アップ開始~
ファン 『おいかわく〜んっ!がんばってーっ♡』




今年もいます。
及川ファンクラブの方々。


私がお兄ちゃんと一緒にいるとこ見て、凄く睨んできたの覚えてる…
そんで、私がお兄ちゃんの妹だってわかった途端に別人みたく優しくしてきて…なんか怖かった。




田中 「負けてたまるか 行くぜぇぇ!!!」

日&西 『シャ〜〜〜ッ!!』




まぁ色んな意味で気合入ってるみたいだし、こちら側としてはいいのかな




菅原 「声出せ声出せ このコート青葉城西しか居ないみたいだぞー!!」

『オアース!!』



澤村 「先サーブになりました」

烏養 「おう」




烏野のアップが始まった。




澤村 「烏野ォーファイ!!!」

東峰 「オオッ」

澤村 「ファイ」

田中 「ダアーイ!!」

澤村 「ファイ」

西谷 「ソォオイ」

澤村 「ファイ」

日向 「ア゙ーイ!!」




いつにも増して気合が入っているアップを見ているとなんだかワクワクが止まらない。







アップを青城と交代してギャラリーの方へ移動をしようと準備をしていると、ボールが転がってきた。





花巻 「すんませーん」




私は花ちゃんだと気づくと、そのボームを拾い思いっきり投げた。




花巻 「ボエッ!痛った!?なに!なんなの!?」



あなた 「…」





花ちゃんを無視して烏野の方へと歩いていくと皆引いたような目をしてこっちを見ていた。





あなた 「ん?どうかしました?」



『なんでもないです。』