第51話

~新・烏野~
初戦は常波。
確かに、青城・白鳥沢までには全然及ばない高校。
でも、烏養さんが言っていたように気を抜いたら…やられる。




アップ中…私は試合の時間が迫ってきたのでギャラリーへと移動した。




あなた 「ふぅー」




いやいやいや、私が緊張してどうする…!!






そう思いながらもどんどん加速していく心臓を落ち着かせようと深呼吸を続けた。




すると、後ろから毎日聞いている声で名前を呼ばれた。





岩泉 「よぉ」

及川 「わぁ〜あなただ!」




相変わらず真逆な2人。




あなた 「うるさい」



及川 「んも〜冷たいなぁ」


花巻 「いつもの事だろ」

松川 「言えてる」






日向 「あっらっきょヘッド!!!」





あなた 「っ!?」







そうだ…お兄ちゃん達がいるってことは金田一達もいるんだ…。






金田一&国見 「…」





すげー見てる〜…やめてくれ〜…






及川 「あれっリベロがいるねぇ、練習試合の時は居なかったのに…」

岩泉 「なんかでかい奴も増えてんな…」




そっか、西谷先輩と旭先輩は初見なんだっけ。





あなた 「烏野…変わったから」





と、笑顔で言うと





『っ!?』






青城の人達はなぜか怯えて一歩後退る。






あなた 「???」

松川 「たまに怖いよな…あなたって」

花巻 「猫みたい…」

岩泉 「いや、久々に見たな…」

及川 「俺はしょっちゅう見る…」





なんだか、訳分からないこと言っているけど私はそれを無視してコートに目をやった。









『お願いしァース!!』










がんばれ…!!