第7話

~馬鹿兄貴~
あなた 「ただいまぁ」

母 「おかえり〜」

あなた 「お兄ちゃんは?」

母 「まだ帰ってないわよ?」

あなた 「そっか」





はぁ…最近イライラしっぱなしなんだけど…!





貧乏揺すりをしながら録画をしていたドラマを見ていたらドアが空く音が聞こえて、玄関まで走っていった。





あなた 「ちょっと、お兄ちゃ…え、どーしたの」



玄関にいたのはお兄ちゃん…とその腕を肩に組んでいた岩ちゃんだった。




及川 「あ、あなた~」

岩泉 「こいつ、足くじいた。」

あなた 「ばかたれー!!」

及川 「え!?怪我したんだよ!?」

岩泉 「よし。あなたよく言ったぞ。」

及川 「岩ちゃんまで!?」





あなた 「で、理由は?」

及川 「…フューフュー」





お兄ちゃんは目を逸らして口笛を吹き始めた。






あなた 「岩ちゃん…」

岩泉 「女に手を振ってて階段踏み外した」

あなた 「こんのっ…」



足を叩いた。




及川 「痛いっ!!」

あなた 「あのね、もう高3でしょ?馬鹿なの?」

及川 「お兄ちゃんにそんなこと言っていいの!!」

岩泉 「立場逆に見えるな。」

及川 「岩ちゃん!!」






お兄ちゃんと岩ちゃんにあのことを話した。






及川 「げっ…なんで俺だってバレてるの。」

あなた 「トビが烏野に行ってんの知ってる人お兄ちゃんか岩ちゃんくらいだから…」

及川 「岩ちゃんかもしれないじゃん!」

あなた 「…」




お兄ちゃんがまた馬鹿なことを言うので睨むと…





及川 「すみません。僕がやりました。」

あなた 「素直なのはいい事…でもね、3年生悲しい顔してたんだからね!」

及川 「はい…」

岩泉 「あー…で、こいつの足はどうなんだ?」

あなた 「まだ軽いから大丈夫だけど、明日と明後日は安静にしてて…そんで、火曜日は…」

及川 「…」

あなた 「出たいんでしょ?」

及川 「う、うん。」

あなた 「はぁ…練習試合は放課後だから病院行ってすぐ帰ってきて」

及川 「は、はい…」

あなた 「まぁ時間的にピンチサーバーで終わりなんじゃない?」

及川 「うっ…」

あなた 「岩ちゃん…先生に言っておいて」

岩泉 「おう」

あなた 「それと私の言うこと聞かないやつはこの家追い出して貰うからね!ね?お母さん!」

母 「徹のせいだものね」

及川 「お母さん!?」








そして火曜日…







無事に青葉城西高校に到着。



1人無事じゃないのいるけど…。




あなた 「日向…大丈夫?」

日向 「う、うん…」

あなた 「無理しないでよ?」

日向 「が、頑張る…」




大丈夫かな…。




あなた 「いてっ…」






前にはトビがいた。






あなた 「トビ…?どうした…の」



?「あなた…」



あぁ…聞きたくなかった声。その1・ ・ ・



あなた 「金田一…久しぶり。」

金田一 「おま、なんで烏野に…」

あなた 「そりゃ…入学したからね。」





驚いた顔でこちらを見ていたけど、それを無視して体育館へ移動をした。






お兄ちゃん…大丈夫かな。