第23話

~合宿だ!!~
はぁ…とうとう合宿だ。


お兄ちゃんと岩ちゃんには絶対止められると思って、部屋で少しずつ荷物を整理していた。

いや、苦痛すぎるだろ。





あなた 「ふぁ〜」




朝も早く出ないと行けないとか…この家にあの2人がいる時はストレスの原因になりかねません。





あなた 「行ってきまーす




小声で言って、家を後にした。









バコンッ







日向 「おーあなたはえーな!!」

影山 「お前、マネージャーだろ」




いや、あんたらの方が全然早いじゃん…





あなた 「うちにも、色々あるんですー」






2人は頭の上に「?」を浮かべているような顔してこちらを見ている。




すると、日向は「あっ」と言って笑顔になった。





日向 「トス!トス上げて!影山の頭の上にポーンって!」




まぁ断る理由もないし、やってあげますか…。





あなた 「いいよー」





日向はいかにも嬉しそうに飛び跳ねている。

それに対してトビは目を輝かせながらこちらを見ている。




タイプが全然違うよねぇ…








バコンッ






『ッシ!!』





やっぱ、似てるのかも…?









清水 「あなたちゃん料理って作れる?」

あなた 「あ、なんとなくは作れますよっ!」

清水 「ほんと!!良かった〜」





は〜女神だっ!!!






武田 「及川さんってバレーはやってなかったんですか?」




予想外の質問に私は少し驚いた。

今まで自分からバレーをやろうとは思ったことが無い。



あなた 「うちは、兄が勉強よりバレーで高校に行ったから私は勉強で頑張ろうかな…なんて、思っちゃって」




勉強を頑張ったのはもちろんだけど、
過去のことが大きいんだよな…。




武田 「あ!そっか!及川さん成績優秀ですもんね!」




凄く眩しい笑顔…。
ほんとに20後半なのだろうか。

少し可愛くてクスって笑ってしまった。






一通り終わって机にご飯も並び終えたので、御手洗に行くことにした。



廊下に出ると、田中先輩と西谷先輩が今にも水分不足で死にそうな顔をしながら倒れていた。




あなた 「え、どーしたんですか?」


菅原 「清水が帰っちゃうって言ったらすぐこうだよ」




そっか、清水が帰るから…ん?



清水先輩が…帰る?






あなた 「え!?」

菅原 「おぉ…ど、どした?」




お、聞いてない聞いてない!!

部屋でガールズトーク楽しみにしてたのに!!

寝るの1人!!??

割と広かったよね!?




菅原 「まさか、お前知らなかったの?」




少しニヤついている菅原先輩に首が取れてしまうんじゃないかってくらい縦に振る。





菅原 「清水は家が近いからやること終わったら帰るよ」












月島 「え、なにこれ」


影山 「おい、なんでお前まで倒れてるんだ」






そう。私は西谷先輩の隣で倒れてます。






あなた 「私も帰る。」






影山 「…家帰ったら及川さんと岩泉さんが待ってるぞ。それでもいいなら帰れ。」

あなた 「嫌だ。」





山口 「あはは…そんなキッパリ…」






ムクっと立ち上がった私は食堂の方に行き清水先輩の前に立った。





あなた 「なんで言ってくれなかったんですかああああ」




そう言うと、清水先輩は私を慰めてくれた。

あ、頭撫でてもらっちゃったー!!!




それを見てた田中先輩と西谷先輩は




田中 「おい!あなたちゃんずりぃ!!」

西谷 「あなた覚悟おおお!!」




と言って私を追いかけ回す。


私は意外にも足が速いので全然追いつかれない。





澤村 「こらぁぁぁぁぁぁぁ!!!???」







この後、大地先輩に怒鳴られながら怒られました。