第28話

~収拾がつきません~
~あなたがいない烏野高校バレー部は~




西谷 「あなたが、音駒にぃぃぃぃ!?」

田中 「な、何故だぁぁぁぁぁ!?」

日向 「い、いつ帰ってくるんですかぁぁぁぁ!?」

影山 「…」



単細b…ちょっとおバカ&うるさい組が騒いでいた。
1人は息をしていない。



菅原 「え、1週間ってことは合宿中ずっとってこと?」

澤村 「そう、なるな…」

東峰 「帰って来ないのか?」

清水 「あなたちゃん…」



3年生も動揺が隠せていないようです。



山口 「え、あなたちゃんが…?」

月島 「どうせ帰ってくるんだからいいんじゃない?」



まーた、月島くんは冷たいことを…。









あなた side



あ、夕食…1人で作るのか。

何にしようかな。

冷蔵庫、何入ってたっけ?



夜久 「あなたちゃん!」



後ろからいきなり名前を呼ばれたので体をビクつかせて驚いてしまった。



あなた 「ど、どうしました?」

夜久 「今日の晩飯!何かな?」



とても目を輝かせている。

なんか、大地先輩達とは全然違う。



あなた 「ちょうど今考えてたとこなんですけど…夜久さんは何か食べたいものありますか?」



いつの間にか、夜久さんの顔が目の間に来ていた。



夜久 「俺!野菜炒め食べたい!!」



い、犬なのか?



あなた 「い、いいですよ」



と、笑顔で返すと「ありがとう!楽しみにしてる!」とだけ言って他のチームメイトの元に戻っていった。



かわ、いい。





犬岡 「ねね?」




次は本物の犬が来た。()




あなた 「なーに?」





犬岡くんは言いづらそうにしていた。




犬岡 「唐揚げ…食べたいなって思って…」




うおおおおおお

可愛いなぁ…猫が沢山いるなか、犬が何びきかいる



あなた 「いいよ!私今日はパーティの準備並に頑張っちゃう!!」

犬岡 「ありがとう!!」








すげー。色んな野菜とお肉…完璧だ。


まぁお母さんがいない時は私作ってたし、
今は携帯もあるし、平気だね








あなた 「よし!でーきた!」



我ながら結構美味そうに出来た!



スンスン なんか、うまそーな匂いっ!

おーほんとだ




あ、きたきた




夜久 「うわー!野菜炒めだ!ありがとうあなたちゃん!」

犬岡 「唐揚げ美味しそー!!食べていい?」




あなた 「食べて貰うために作ったんだよっ」



なんか、自然と笑顔になれる。







黒尾 「さっきとは違うなぁ…表情が」

あなた 「皆さん、黒尾さんとは違って裏のない笑顔だからかなっ」

黒尾 「ほほ〜言うねぇ」







あ、そういえば朝ごはんの材料なかったな。








あなた 「ふぁ〜」


あくびをしながら靴を履く。

外を出てすぐ右からピコピコとゲーム機の音がした。



あなた 「あ、孤爪さん」

研磨 「…」




まだ、怒ってんのかな…?




あなた 「あの、今朝はすみまs…」

研磨 「どこ行くの?」




話をさえぎった孤爪さんの言葉に少し驚いた。





あなた 「あ、明日のご飯を…」

研磨 「1人で?」

あなた 「は、はい。」




さっきの2人とは違って、ほんとに猫みたい。




研磨 「俺も行く。」





あなた 「え、」





研磨 「はやく、いこ」








口が閉じないくらい唖然としてしまっている私を置いて、ゲーム機をポケットにしまい、そのまま手を突っ込んで孤爪さんは歩く。




ほんとに猫だ。