第49話

~女神の力~
今日も朝早くから朝練。

まぁそれだから朝練って言うんだけども。




体育館を開けた。


あなた 「おはよーございまーす」



『あースッ』






今日も忙しくなりそうです。







清水 「あなたちゃん」



後ろから清水先輩に呼ばれて振り返る。



あなた 「あ、清水先輩!おはようございます!!」

清水 「おはよ」




今日もお美しい清水先輩は笑顔で挨拶を返してくれる。





はわわわわ…綺麗だぁ







清水 「ちょっと…いいかな?」

あなた 「???…はい?」













___インハイ予選前日






烏養 「__俺からは以上だ。今日はよく休めよ」


『ハイ!!』


澤村 「よし!じゃあこれ…」

武田 「あっちょっと待って!もうひとついいかな!?__マネージャーの2人から!」


『!!!』


清水 「……激励とか……そういうの…得意じゃないので…あなたちゃん…」

あなた 「はい!任せてください!!」


『??』



私は清水先輩が出した物を貰ってはしごを登る。



清水 「あなたちゃん…運ぶのは私が…」

あなた 「清水先輩にそんなことさせられません!!」



西谷 「なんだなんだ!」



あなた 「清水先輩いきますよっ!せーのっ」




バサッ




『!?』




私たちが見せたのは『飛べ』という文字が入っている横断幕。




『!!!』



菅原 「こんなのあったんだ…!」



清水 「掃除してたら見つけたからきれいにした。あなたちゃんにも手伝ってもらって…」

あなた 「えへへっ」



田中 「うおおお!!燃えて来たアア!!」

西谷 「さすが潔子さんいい仕事するっス!!」


田中&西谷 「よっしゃあああ!!じゃあ気合い入れて___」



澤村 「まだだっ…多分__」


『?』


澤村 「まだ終わってない」




清水先輩は黙り込んでしまい、何かを考えているようだった。





あなた 「???」



清水 「……が」





゙が ゙?





清水 「がんばれ」






『………。』






タッタッタッ






あなた 「はわわわっ!」


ぶわっ




先輩達はみんなして涙を流した。

澤村 「清水っ…!!こんなのハジメテッ」






主将まで……!?






『うわあああん』



月島 「ちょっとなにこれ収拾つかないんだけど!」





みんな顔をぐしゃぐしゃにして泣いている。
そんな姿がなんだか心がほんわかしてくる。




澤村 「1回戦絶対勝つぞ!!!」


『うおおおおおス!!!』






あなた 「大成功ですねっ!」

清水 「……うん」



清水先輩はニコッと笑顔で返事をした。







本当に始まるんだ…!