第36話

~帰ってきました~
トビと2人の帰り道。

トビはずーっと無言で私の隣を歩いている。


怒っているんだかわかんないけど、なんとかこの空気を変えるべく話しかけた。



あなた 「な、なんか久しぶりな感じするね!」

影山 「…」



だめかぁ…



あなた 「怒ってんの?」

影山 「……怒ってない

あなた 「嘘つけ」

影山 「怒って何が悪い。」

あなた 「ほーら怒ってんじゃん!」

影山 「お前が勝手に向こうに行くからだろ。」

あなた 「言ったらトビ、絶対止めるじゃん。」

影山 「当たり前だ。」



普通に話してはいるけど、私の顔を見ようとはしない。



あなた 「…」

影山 「おい」

あなた 「別に私も行きたくて行ったんじゃないし。」

影山 「は?」

あなた 「せっかく武田先生が音駒との練習試合を組んでくれて、ここで誘いを断ったらこれからの関係に影響を及ぼすかもしれなかったし。」

影山 「…」

あなた 「ずっと、見てたし…」

影山 「???」

あなた 「トビのこと、ずっと見てたから。」

影山 「っ…」

あなた 「楽しそうなトビ見れて私は満足してる。」

影山 「おま…恥ずかしいこと言うな//」

あなた 「あんたが゙見てろ゙って言ったんでしょ」





トビと別れ、家に着く。

はぁ…これが1番疲れる。





ガチャ





あなた 「ただいまぁ」





…ん?珍しい。玄関まで迎えに来ない。


リビングに入るとソファーで青城の3年生4人が寝ている。




あなた 「お母さん…これなに?」

母 「あー遊び疲れて寝ちゃったの」

あなた 「そっか…」

母 「お風呂入ってきたら?」

あなた 「うん、そうする」






チャプンッ



全身を洗って、湯船に入る。




今年のGWゴールデンウィークは疲れたなぁ…

去年何してたのかは忘れたけども…





あー体育祭じゃん。

月島くんと二人三脚だ。てか、この1週間月島くんと喋ってないし。



練習しなきゃね。






よくあったまったので、お風呂を上がると4人は起きていた。






及川 「おおおお!!My Angel!!」

あなた 「地味に発音良いのやめろや。」

岩泉 「近所迷惑だっ!!」

花巻 「及川sister!!」

松川 「おい、俺の靴下どこだ?」

あなた 「ねぇなんなの…みんな酔ってんの?」

及川 「まっさかぁ!!」

岩泉 「みんなお前に会えて嬉しいんだろ」




はぁ…岩ちゃんが言うと心臓に悪い。


え、いやてかさまっちゃん(松川)の場合は喜んでないし。




あなた 「あ!てか、花ちゃんその呼び方やめて!」

花巻 「えーいいんじゃんか」

あなた 「嫌だよ!なんてったってお兄ちゃんの妹であることが私の短所の1つだし」

花巻 「あーそっか」

及川 「ちょっとあなた!?なんでマッキーは納得してんのさ!?」

あなた 「そういえば、みんな今日は泊まってくの?」

岩泉 「おう」

あなた 「リビングで寝てよね。」

松川 「なんでだよ」

あなた 「隣の部屋うるさくなる」


『うっ…』


あなた 「じゃあ私寝るから、おやすみー」


『おやすみなさい。』









あ、岩ちゃんにあの意味教えてもらうの忘れた。





゙俺ってお前の…なに?゙






なんでそんなこと聞くのさ。


私の事、ただの妹・ ・ ・ ・としか思ってないくせに。