第38話

~相談~
月島くんの照れ顔は初見だったので少し戸惑ってしまった。





゙俺ってお前の…なに?゙







ここ最近、ずっとあの言葉が離れない。


そりゃ、岩ちゃんは今だって…きっとこれからも私のことは相棒の妹でしかない…。





あー自分で言ってて悲しくなってきた。







山口 「どうしたの?」





私の少し前から顔を覗かせてきたのは山口くんだった。






あなた 「あー…たそがれてる…?」

山口 「ははっなんで疑問形?」




山口くんって弟って感じするよね。




あなた 「んーまぁちょっと考え事…上手くいかなくてさ」

山口 「へー意外だね」

あなた 「ん?どして?」

山口 「なんか、あなたちゃんって何でも出来そうなイメージ」




驚きと共に、嬉しさもあって自然と笑顔になる。




あなた 「そうかな?…ありがとっ」

山口 「いや、俺は思ってたこと言っただけだから…!//」

あなた 「ふふふ…」





自分で言ったのに照れてる…可愛いかよ。





自分でも理由がわからないが岩ちゃんのことについて山口くんが気づかない程度に聞いてみた。



あなた 「小説のね、内容であったんだけど…」

山口 「うん?」



笑顔で問いかけてきた山口くんの顔を直視出来ず、机に置いてあるノートを見ていた。



あなた 「お兄ちゃんの友達が好きになっちゃって、向こうはその子の事は友達の妹でしか思ってない。それでも、好きで…その事を伝えようとしてるんだけど…私は伝えない方がいいと思うんだよね。」



なんで、山口くんにこんなこと聞いてるんだっ…



でも、自分の中で助けを求めている私がいる。





山口 「俺は伝えた方がいいと思うなぁ…」






意外な答えで驚いた。
「どうして?」と聞くと山口くんは考え込んで





山口 「んー…だって、伝えたらまだ希望はあるかもじゃん?」


あなた 「っ…」


山口 「伝えても無駄とか考えるのはおかしいと思う」


あなた 「そっか…そうだね。そうだよね。」


山口 「???」


あなた 「ありがとう山口くん!モヤモヤが無くなった!」


山口 「え?上手くいかなかったことって…」


あなた 「えへへっ…」




山口くんにはバレてしまっただろうか…

でも、気持ちが晴れたことには変わりない!


よし!決めた。









私、いつか岩ちゃんに告白する…!!!