第61話

~頭を使って~
澤村 「整列ー!!」





? 「おっ 始まる始まる」





あ、昨日も来てた人たち…

あれ?昨日も思ったけど、やっぱどっかで…






あなた 「あー!!」


『!?!?』


あなた 「烏野OBの方々!」





滝ノ上 「おー烏野のマネちゃんか」

嶋田 「おっほんとだ」









あとから聞いたら、嶋田さんと滝ノ上さんと言うらしい。昨日は少し離れていた場所にいたから話しかけられなかった。






『お願いしあース!』






試合が始まった。







来る…!






及川 「よーしやるかぁ!それじゃあ今日も__信じてるよお前ら」





あなた 「〜っ!」




滝ノ上 「__何か今、青葉城西の空気が変わった気がする」


あなた 「試合前のいつもの一言…お兄ちゃんが言うとただの冗談のようで…或いは脅迫のようでもあって。だけど、こればかりはなんの裏もない言葉だとみんな知っているから…青城は全力でお兄ちゃんを信じてる。」


嶋田 「こえーな…てか、あなたちゃん及川の妹なの!?」


あなた 「あ、はい。」


滝ノ上 「まじかぁ!!」










ピーッ





試合は月島くんのサーブで始まった。





それを国見があげ、前衛2人が飛び出してくる。

誰を使うか…やっぱ岩ちゃん…?















いや、お兄ちゃんなら











キュッ ボッ

ドゴンッ








『!?!?』






「いきなりツーアタックだー!!」






やっぱり…









次はまっちゃんのサーブ。大地先輩の正面で綺麗にセッターへ返った。





田中 「Bィー!!」

日向 「俺に持ってこおおおい!!」





変人速攻を選択するも、レシーバーの正面。



滝ノ上 「おい 青城のセッター またツーで打つ気か!?さっきよりあからさまだ!」







田中 「ナメんなっ!!」




あなた 「だめっ!…」





フワッ





スパイクモーションからのセット。


岩ちゃんにトスはあがり、2点目を決められる。






いや、岩ちゃんかっけぇぇぇ…!!











そして、烏野の負けず嫌い代表。トビがツーでやり返す。





あなた 「ナイスッ!トビっ!」


トビはドヤ顔でこちらを見る。




まぁその次のサーブはホームランだったけども。








そして、お兄ちゃんのサーブ。











ドゴッ




あなた 「!?…西谷先輩狙い!?」





パンッ





さすがです!西谷先輩!



西谷先輩は1発でお兄ちゃんのサーブをあげて見せた。





でもきっとこれで、西谷先輩を狙うことは絶対に無くなる。








はぁ…バレーって頭を使う。










小さい頃もそんなようなことを思ってた。