第13話

~エースの人~
日向 「やっぱ、お前先に行けよっ」

影山 「はぁ!?お前がエース見たいって言い出したんだろ!!」

日向 「それは、あなたも言ったろ!!3年生の教室なんて怖くて入れない」

あなた 「あーもうっ!じゃあ私が行k…」




菅原 「待てよ旭!!」




『旭!?』




東峰 「?なに?」





そこにいたのは、どう見ても成人してるであろう。そんな雰囲気の男性がいた。





菅原 「お前らこんなとこで何してんの」




菅原先輩もいる…あ、さっき旭先輩呼んだの菅原先輩か。




東峰 「がんばれよ」


笑顔で凄く優しい声でそう言った。…でも、とても辛そうな…。



日向 「一緒に頑張らないんですかっ?」



その言葉を聞いて旭先輩はとても驚いているように見えた。




日向 「おれエースになりたいから、本物のエースナマで見たいです!」




東峰 「…悪い、俺はエースじゃないよ」



『??』



影山 「あの…よくわかんないスけど…怪我とかですか?」




トビがそう聞くと菅原先輩は 「いや元気」 と言って、今までのことを話してくれた。





゛人一倍責任を感じる゛…かぁ。



すげー優しい人じゃん。




烏野のバレー部は優しい人しかいないなぁ…





西谷先輩だってあぁは言ってたけど、自分のせいで…とか思うタイプなんだろーな。





日向 「う〜ん…」

影山 「何だよ」

日向 「…それで嫌いになっちゃうモンなのかなぁ」





確かに…そうだ。

バレーが好きならもっと努力をして勝とうとするはず…




影山 「まだ嫌いになったとは決まってない」




『!!』



日向 「おおっ!!」





そうだ…まだ決まってないもんね!




3人で部室まで走っていった。









西谷 「ん ローリングッサンダァァァ」





『…』





お、おう…すげー。




影山 「何で叫んだんですか?」

月島 「何…今の…クククク」

山口 「ぶふっ…」

あなた 「西谷先輩…怪我、しますよ?」




西谷 「影山・月島・山口まとめて説教してやる 屈め!!いや座れ!!俺の目線より下に来い!!あなたちゃんは心配するなぁ!!」



あ、下の名前…トビ以外にされないしなぁ…。


お兄ちゃんちゃんと同じって…嫌なんだよなぁ。



そんなことを考えていると、体育館の扉が開いた。



武田 「おつかれさまーっ」


澤村 「集合ーッ」

『オースッ!!』



武田先生はなぜかとても機嫌が良さそうに見えた。


なんでた?



武田 「皆 今年もやるんだよね??」



『?』



武田 「GWゴールデンウィーク合宿!!」




おー!まじか…!!




武田 「それでね…」



『?』


武田 「GWゴールデンウィーク最終日練習試合組めました!!」



『!!』



田中 「たっ頼もしいな武ちゃん!!どうしたっ」

菅原 「あ、相手は…!?」




武田 「東京の古豪 ゛音駒高校゛」





と、東京!?





菅原 「音駒ってあのずーっと烏野と因縁のライバルだったっていう…?」




因縁…!!




武田 「うん!確か通称 ̄ ̄ ゙ネゴ」





猫…??

え、ツンツンの…??




菅原 「 練習試合があると近所の人は皆見に行ったらしいよ 名勝負!゙猫対烏!ゴミ捨て場の決戦!゙つって」

月島 「それほんとに名勝負だったんですか」


あなた 「そういうこと…言わない方がいいと思いまーす」

月島 「…」

山口 「どんなチームなんだろ!」

あなた 「それなぁ!!楽しみっ!!」

山口 「ツッキーはどう思う?」

月島 「別に何とも…」

あなた 「面白くなっ」

月島 「…っ」

山口 「ちょっ…及川さん…!」

月島 「てか、君さぁよく単細胞といるけどなんで進学クラスなの?」




やっぱ、月島くんは苦手だなぁ…

そんな言い方あります!?





あなた 「頭悪そうに見える?」

月島 「見える。」





月島くんは即答でそう言った。





あなた 「確かね…入試のテスト2位だった」





ドヤ顔でそう言うと、ゆっくりゆっくりと真顔から驚いた顔になってく月島くんと山口くん。

いや、そんなに!?





月島 「え、ほんとに…!!」

あなた 「嘘ついてどうするの?」

月島 「…」





驚きを隠せてないな…山口くん言葉を失ってます。





西谷 「今まで一緒に戦ってきたのに旭さんはいなくても勝てる…みたいになるの嫌です。





たまたま耳に入ってきたセリフ…。


西谷先輩がそう考えるのも無理はない。

自分が部活動禁止が無くなって帰ってきたのに、エースは帰ってきてなくて、それで自分だけ楽しんでも良いのかなんて…そう考えたくなくても頭が痛くなるほどそう思ってしまう。





影山 「1人で勝てるわけないのにな」


『!?』


日向 「おつ…お前がソレ言う〜!?おれはお前の゙名言゙鮮明に覚えてるぞ〜!!」



名言…??



日向 「「レシーブもスパイクも全部俺一人でやれればいいのにって思ってます」」



あぁ…そんなこと言ってたね…




影山 「!!うるせええ!!」



日向 「「やれればいいのにって思ってますっ」」




あなた 「日向…そっくり。」



影山 「あなたー!!!」




日向 「…ネットの゙こっち側゙はもれなく味方のはずなのに」

影山 「あ゙?」

日向 「゙こっち側゙がぎすぎすしてんの、やだな。どうすれば戻ってくんのかな゙アサヒさん゙」





あっ…と思った私は2人に案を言ってみた。





あなた 「明日も行く?」





と言うと、日向はニッと笑って






日向 「おう!」





と答えた。