後日
自転車で私は学校へと向かった。
全然知らない田舎に来てまだ1日目。
まだこの村のことなんか分かるはずもない。
私はそう思った。
そして帰ろうとした時だった。
道に迷ってしまった。
スマホ!スマホ!
私はスマホを取り出しマップを見ようとした。
しかし電波が悪い。
全然知らない田舎
私は何も考えずに、目の前の道を自転車でこいだ。
やっとでスマホの電波が届いた
私はスマホを見ながら踏切を渡ろうとした。
その時スマホに夢中で踏切の音に気づかなかった。
カンカンカン
踏切のバーが下がってきているのに私は気づかず渡ろうとした。
間一髪で私は誰かに引き止められた。
誰かが痛そうにしている。
横を見ると私と同じくらいの男の子が倒れていた。
その男の子の腕からは血が出ていた。
それから私たちは男の子の家へ向かった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。