第2話

出会い
445
2018/08/19 13:42
後日
自転車で私は学校へと向かった。
確かここら辺だったはず
なんだけどーあれー
全然知らない田舎に来てまだ1日目。
まだこの村のことなんか分かるはずもない。
今日は諦めて帰ろう
私はそう思った。
そして帰ろうとした時だった。
あれー
ここどこだっけ??
道に迷ってしまった。
スマホ!スマホ!
私はスマホを取り出しマップを見ようとした。
しかし電波が悪い。
あーもう!
全然動かないじゃん!
全然知らない田舎
どうしよー
私は何も考えずに、目の前の道を自転車でこいだ。
この踏切渡ればいいのかな
電波届いたー
やっとでスマホの電波が届いた
私はスマホを見ながら踏切を渡ろうとした。
その時スマホに夢中で踏切の音に気づかなかった。
カンカンカン
踏切のバーが下がってきているのに私は気づかず渡ろうとした。
危ない!
えっ!
間一髪で私は誰かに引き止められた。
痛ってー
誰かが痛そうにしている。
横を見ると私と同じくらいの男の子が倒れていた。
あっ!
だ、大丈夫ですか?
全然平気だよー
君は怪我してない?
はい!
あっ!でも…
ん?
その男の子の腕からは血が出ていた。
大丈夫ですか?
すみませんでした!
私のせいで
平気だってこんくらい
手当しないと!
私の家に来てください。
(あっ!ヤバい
私道に迷ってるんだった…)
どうした?
実は…
私昨日からこの村に引っ越してきて全然知らないままちょっと出てたんです。そしたら道に迷っちゃって…
あー
そうだったんだ笑
じゃー俺ん家おいでよ!
えっ!
そこで手当して
ごめんね
こき使って
いえいえ
大丈夫ですよ
私のせいなんで
それから私たちは男の子の家へ向かった。

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