第22話

💍
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2019/11/05 13:24
🐇「ただいま」

あなた「ジョングク君…!違うの!思い出してちゃんと謝りたくて…だから」

🐇「……」


怒ってる…どうしよう、怒って…



ポスッ

あなた「…?」

柔らかいこの感触…ベットの上だ
怒ってるって思ってたから乱暴に降ろされるんだと勘違いしてた…



🐇「本気で思い出したいの?」

あなた「う、うん」

🐇「なら簡単だよ…再現すればいい」

あなた「ジョングク君…?!」


そう言うとジョングク君は私の上に覆いかぶさってきた
“再現”の意味…ようやく分かった
あの夜と同じ事をしようとしているんだ_




あなた「ま…待って再現って…んっ//」


嘘…こんなの絶対_



あなた「違う!こんな事…ジョングク君が酔ってる相手にするはずない!絶対しない…」

🐇「…反則だよ(ボソッ」


ジョングク君は優しく毛布で包んでくれた
いつもの優しさに少しホッとする


🐇「してないよ」

あなた「え…」

🐇「最後までは…ね」

あなた「サイゴ?」


…あ、あああああああああぁぁぁ!
やっと思い出した。けど…


🐇「あのタイミングであんな気持ち良さそうに爆睡されたら何も言えないよね」

あなた「そ、その節は申し訳ございませんでした…」


私、最低すぎる…←



🐇「…別に怒ってないよ。ただ…また忘れられるのはキツいかな」


あの時怒ってたんじゃなくて本当は_


あなた「…ごめんなさい。私…」

ポンポン

🐇「怒ってないって」


変わらない優しい手
ジョングク君の温もりに涙が出てしまいそうだ


🐇「だから」

“次はあなたさんが誘ってね♡”

あなた「………ハイ」


ジョングク君は笑いながら怒る人だったな…
今ニコニコしてるけど目は全然笑ってない((

…やっぱりかなり怒ってました

















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