……にしても、
世界は逆で歴史は間違って伝わってて、
私は魔族でニンゲンで、って
改めて考えるとすごいよね?!
ということで私たち75期生と朱莉さんは今
団長に報告するために団長室に集まってます。
うお!びっくりした。
噂をすればなんとやら、だ。
いきなり出てこないでほしいな。
私も本当ですよねって言うところだったんだから。
。
……なんでそんな冷静で面白がれるんだろう。
むしろ怖いよ。
……は?え?そんな。
政府の陰謀があるの?!
じゃあ、政府が悪で
黒幕の組織って言う説もあるのかな?怖っ。
もう味方少なすぎない?!
……絶対に引かない!
外に出て戦うんだ。
ものすごい暇だから!
その上朱莉さんが怖いからぁ!
ガッチャンッ!
。
あぁ、なんて言うことでしょう。どうしましょう、
団長の強大なフラグのせいで
謎の空間に全員閉じ込められてしまいました!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!