実は私、聖夜(いぶ)には好きな人がいる
1つ上の先輩なんだ…
でも…
どうしても大好きな先輩は遠い存在で
振り向いては貰えない…
それに隣には、幼馴染さんがいて、とても幸せそうな笑顔だった
話し掛けても友達止まりなのかな…
私もいつかは、琉斗先輩と一緒に____
そう思いながら、私はゆにの所へと戻っていくと話し声が聞こえてきた
…そこには、真逆の光景が見えた
私は、その場に立ちどまり、固まってしまった
すると___
る、琉斗先輩…だ…
ゆにと話してる…
呆然と琉斗先輩のことを見てるとゆにと目が合ってしまった
琉斗先輩は、私の事を見つけて視線を送ってきた
すると琉斗先輩は_____
琉斗先輩のこういう優しさに惚れたんだな私_____
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。