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第3話

聖夜の悩み事
118
2019/10/19 15:54
聖夜
聖夜
いいなぁ〜…ゆには…



実は私、聖夜(いぶ)には好きな人がいる






1つ上の先輩なんだ…






でも…
聖夜
聖夜
先輩に私の事を見て欲しい…なんて



どうしても大好きな先輩は遠い存在で







振り向いては貰えない…







それに隣には、幼馴染さんがいて、とても幸せそうな笑顔だった







話し掛けても友達止まりなのかな…




聖夜
聖夜
それに比べて、ゆには心琉先輩とお喋りも気軽にできて…本当に羨ましい…な




私もいつかは、琉斗先輩と一緒に____
















そう思いながら、私はゆにの所へと戻っていくと話し声が聞こえてきた




凜音(あなた)
凜音(あなた)
心琉先輩…!そんなことありませんって!笑
心琉(ジェル)
いやいや、本当に凜音の頬ぷにぷにやし、癒しになるで笑
凜音(あなた)
凜音(あなた)
なっ……!!(照)
心琉(ジェル)
おっ、照れとるなぁ…?




…そこには、真逆の光景が見えた







私は、その場に立ちどまり、固まってしまった






すると___



凜音(あなた)
凜音(あなた)
あ、る、琉斗先輩ですよ!心琉先輩!
心琉(ジェル)
(汗)……
琉斗(るぅと)
あ、ゆにと……心琉先輩じゃないですかぁ…( ^∀^)
心琉(ジェル)
る、る、る、る、るぅとぉぉ…
凜音(あなた)
凜音(あなた)
あれ?心琉先輩、どうしましたか?
琉斗(るぅと)
心配しなくても大丈夫ですよ、ゆに。この人はいつも頭イカれてるので♪
凜音(あなた)
凜音(あなた)
へ?そうなんでさすか?



る、琉斗先輩…だ…








ゆにと話してる…







呆然と琉斗先輩のことを見てるとゆにと目が合ってしまった



凜音(あなた)
凜音(あなた)
あっ……、聖夜だ!そんな所よりこっちに来なよ!
琉斗(るぅと)
え、聖夜?




琉斗先輩は、私の事を見つけて視線を送ってきた








すると琉斗先輩は_____




琉斗(るぅと)
聖夜じゃないですか!こっちに来てください…!笑
聖夜
聖夜
へっ…?






琉斗先輩のこういう優しさに惚れたんだな私_____

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