無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

5,721
2020/01/13

第16話

16
莉犬side
莉犬
莉犬
俺は…
俺の知ってる…あなた…

あなたは…
〜今から約6年前〜

俺は小学5年の時に転校してきた

前の学校でいじめられていたから

俺は生まれつき赤髪でメッシュも入ってて目はオッドアイ

そんな見た目だったから…

この学校でも無視されていた

そんな日が続いたある日
あなた(小学生)
おっはよう!
あなた(小学生)
あなた、復帰しました!
ころん(小学生)
おーw
ころん(小学生)
あなたww
るぅと(小学生)
イルフルエンザ、大丈夫だった?
あなた(小学生)
ほんとw学校で初めてのインフルだよw
ころん君とるぅと君と仲が良さそうな女の子が教室に入ってきた

あ、ころん君とるぅと君は俺が1人で居る時話しかけてくれたから覚えていた

でも、あなたとは仲良くできるとは思ってなかった

だって…いる世界が違うと思ってたから

あなた(小学生)
あれ?君、転校生?
莉犬(小学生)
え?お、俺?
あなた(小学生)
そう!
あなた(小学生)
名前は?私はあなただよ!
莉犬(小学生)
え…あ…
ころん(小学生)
おい、あなたw
ころん(小学生)
莉犬君、困ってるじゃんw
るぅと(小学生)
そうだよ
あなた(小学生)
あ、ごめんね
あなた(小学生)
でも、莉犬君って言うんだね
莉犬(小学生)
う、うん
あなた(小学生)
綺麗な髪だね
あなた(小学生)
それに目も
あなた(小学生)
いいな…うらやましい!!
莉犬(小学生)
え…
こんな事を言ってくれる人は家族以外に居なかった

るぅと(小学生)
だから困ってるって
あなた(小学生)
え、あ、本当にごめんね!!
莉犬(小学生)
え、全然
あなた(小学生)
よかった〜
モブ
あなたちゃん、辞めた方がいいよ?
あなた(小学生)
何が?
モブ
だって、そいつキモくない?
モブ
目だって普通じゃないし髪だって
莉犬(小学生)
っ…
きっと…笑われる…
あなた(小学生)
何言ってんの?
モブ
え…
あなた(小学生)
何で普通じゃなくちゃダメなの?
あなた(小学生)
言っちゃえばさ
あなた(小学生)
私たち3人
あなた(小学生)
私とるぅと、ころん
あなた(小学生)
私たちだって髪色は普通じゃないし
ころん(小学生)
たしかに
ころん(小学生)
僕は水色
るぅと(小学生)
僕は黄色
あなた(小学生)
私は藍色
あなた(小学生)
じゃあ、私たちとも関わらない方がいいんじゃない?
あなた(小学生)
普通じゃないんだから
モブ
え…それは…
あとから知った事だけど

あなたは笑顔で面白くて可愛いから仲良くしたいと思ってる人がほとんどだったらしい
あなた(小学生)
普通じゃなくてもいいんじゃない?
あなた(小学生)
だって個性じゃん
モブ
…………
モブ
ごめん…莉犬君…
莉犬(小学生)
え、大丈夫だよ…
あなた(小学生)
よかったね、莉犬
莉犬(小学生)
うん、ありがとう
それから高校生になって

あなたは髪にメッシュを入れてた

「これで私ももっと普通じゃないね」って

ほんとに嬉しかった

この髪でこの目で良かった

そう思えた

「藍色に黒じゃ目立たないかな」なんて言ってたけど

俺はあなたのお陰で普通じゃない事に誇りを持てた

〜〜〜〜〜〜〜
莉犬
莉犬
俺の知ってる…あなたは…