あなたside
蜜璃さんが倒れてしまったっ!!!!!!!!
私は咄嗟に蜜璃さんを抱えた。
善逸が蜜璃さんに手を伸ばしたその時、
ビリビリッッ!!!!!!!!
体が痺れるような重い気配っ、、、
なにか、とんでもないものが来るっ、、、
カチャリ、、、
片手ながらも刀をしっかり握って、体制を整えた。
耳が聞こえない分、目と感覚だけで状況を把握しないと行けない。
私の集中力は尽きかけている。
それに加え、私は蜜璃さんを抱えている。
ちゃんと技に対応できるだろうか、、、
ドガガガガガガガカッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギィィィッッ!!!!!!!!
とてつもない数の木竜が地面から出てきた。
見た限り、100匹はいる、、、。
駄目だっ、、、。
避けられないっ、、、
ドガガガガガガガカ!!!!!!!!!!!!!!!!
ドンッ!!!!!!!!
善逸が私を思い切り押した。
ガッッ!!!!!!!!
善逸の肩に木竜が噛み付いた
その言葉を最後に、善逸は木竜の群れへと落ちた。
やだ、善逸と蜜璃さんが、、、死んじゃう。
と同時に、私の憎珀天への怒りは頂点へと達した。
その時、
プツッ、、、
私の中で何かの歯止めが外れた。
ドクン!!!!!!!!
心拍数が増え、血管が広がって血流が異常に早くなり、
体が熱くなった。
激しい頭痛で意思が飛びそうになる。
やだっ、、、なに、、、これっ、、、
スウッ、、、
あれ、?
急に体が軽くなった。
さっきの状況と一変して、むしろ気分がとてもいい。
耳も聞こえるようになった。
今は夜だけど、当たりがよく見えるようになった。
あと、爪が、長くなった、?
パッ、、、
ズルッ、、、
私は蜜璃さんを抱えていた手を離した。
単純に邪魔だと思った。
本能的に。
無意識に。
ヒュッ、、、
トサッ、
蜜璃さんは上手く受身をとって無事みたい。
だけど、今の私にとってそんなことはどうでもよかった。
とにかく彼奴の頸目掛けて、刀を振るった。
ババッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ズガガガガガガガがガガガガ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズババババッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ザクッ!!!!!!!!
ギィィィィィイ!!!!!!!!!!!!!!!!
気づけば私は木竜を一匹残らず斬り捨てていた。
next
👺擬音が多くて申し訳ない😂😂
表現力、語彙力が無いためこうなってしまいました😂
ご了承ください笑笑
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!