善逸side
もう、今度こそ、、、
息が、出来なく、なって、きた、、
フワッ🦋.*˚
蝶々の幻覚まで、見えて、、きた、
フワァッ、、、
誰か、来たのか、、、?
目が霞んで、、、よく見えない、、、
何度か瞬きをして、
ようやくうっすら見えるようになった
なんで、俺の名前を知ってるんだろう、、、
そうだ、あなた、怪我をしているのにっ、、、
無事なのか、、、?
頼む、、、っ無事でいてくれ、、、
そう願い、俺は意識を手放した。
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あなたside
善逸、、、大丈夫かな、
助かったかな、、、
自分の怪我より、善逸の事ばかりが気になる
飲むと体の止血を助けてしてくれるし、
鉄分も含まれているらしく、
失血による気分の悪さとふらつきも軽くなってきてる
今すぐにでも走って、、、善逸の所に行きたいっ
でも、、、しのぶさんの言うことも聞かないとっ、
何も出来ない自分にイライラしてくる。
私に人の血では無い何かの血が入ってるってこと、?
ありえない。私に、、、鬼の血が流れてるなんてっ
私の大切な人を殺した、、鬼の血が流れてるなんて
自分の刀を自分の首に突きつけた。
ガバッ
しのぶさんに抱きしめられた
さっきまで首に突きつけていた刀はいつの間にか
しのぶさんの手に渡っていた
ドスっ、、、、
しのぶさんの同情するような、
悲しい表情を見たのを最後に私は気を失った
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隠 はい、胡蝶様、
隠 承知致しました。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。