第28話

~幻想の蝶~
10,185
2020/10/18 00:48
善逸side



我妻善逸
我妻善逸
っ、は、、ぁ、
もう、今度こそ、、、




息が、出来なく、なって、きた、、
我妻善逸
我妻善逸
っ、ぁ、あなた、、、
我妻善逸
我妻善逸
ご、、、めん、、、
フワッ🦋.*˚
我妻善逸
我妻善逸
、、、?
蝶々の幻覚まで、見えて、、きた、
フワァッ、、、
我妻善逸
我妻善逸
、、、?
???
???
もしもーし?
???
???
大丈夫ですかぁ?
我妻善逸
我妻善逸
ぁ、、、
誰か、来たのか、、、?






目が霞んで、、、よく見えない、、、
何度か瞬きをして、



ようやくうっすら見えるようになった
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
善逸さん、ですね、?
我妻善逸
我妻善逸
は、、、ぃ、、、
なんで、俺の名前を知ってるんだろう、、、
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
上手く呼吸で毒の周りを遅くすることが出来ていますね!
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
もしそれをしていなかったら今ごろ蜘蛛になっている所でしたよ!
我妻善逸
我妻善逸
はぁ、、、、、、
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
それと、
あなたさんと言う方の頑張りが無くても、あなたは蜘蛛になっていたでしょうね、
我妻善逸
我妻善逸
ぁ、、、
そうだ、あなた、怪我をしているのにっ、、、



無事なのか、、、?
我妻善逸
我妻善逸
あなた、、、は、
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
あなたさんがどうかしましたか、?
我妻善逸
我妻善逸
大丈夫、なん、ですかっ、、、
頼む、、、っ無事でいてくれ、、、






そう願い、俺は意識を手放した。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
あぁ!
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
あなたさんなら!
我妻善逸
我妻善逸
、、、
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
あら、?
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
気を失ってしまいました?
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
大丈夫ですかぁ〜??




_______________





あなたside







善逸、、、大丈夫かな、





助かったかな、、、





自分の怪我より、善逸の事ばかりが気になる
天馬(なまえ)
天馬あなた
それにしても、この薬、
すごいな、、、
飲むと体の止血を助けてしてくれるし、


鉄分も含まれているらしく、


失血による気分の悪さとふらつきも軽くなってきてる
天馬(なまえ)
天馬あなた
善逸、、、
お願いっ、、、生きてて、、、
今すぐにでも走って、、、善逸の所に行きたいっ




でも、、、しのぶさんの言うことも聞かないとっ、

何も出来ない自分にイライラしてくる。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
あなたさん??
天馬(なまえ)
天馬あなた
!!!
しのぶさん!!!
天馬(なまえ)
天馬あなた
っ、善逸は!!!
善逸は無事なんですか?!
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
ふふっ、
そんなにあせらないで下さい
善逸さんは無事ですよっ!
天馬(なまえ)
天馬あなた
ぁ、、、よかった、、、
本当に、、、ありがとうございますっ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
私こそ、
あなたに感謝しないといけません、、、
善逸さんの危険を自分の身をなげうってまでしらせにきてくれて、ありがとう、、、
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
よく頑張りましたね。あなたさん
天馬(なまえ)
天馬あなた
っ、、、!!
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
あ、そういえば、
気分はどうですか、?
天馬(なまえ)
天馬あなた
はい、!!
だいぶ良くなりました!!
もう動けます!!
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
そうですか!!
あなたさんは薬の吸収、効果が出るのがとても早い体質ですね!
傷も早く治りやすいですし!!
天馬(なまえ)
天馬あなた
そうなんですか??
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
はい!あなたさんは外から入ってくる異物や物質を受け入れ馴染むことのできる
特別な血の持ち主ですね!
天馬(なまえ)
天馬あなた
それって稀血、ですか、?
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
いえ、稀血ではありません。
天馬(なまえ)
天馬あなた
え?
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
人の血では無い、"何か"が
混ざっている血です。
混合血こんごうけつと言う、後天性のものです。
天馬(なまえ)
天馬あなた
ど、どういうことですか??
私に人の血では無い何かの血が入ってるってこと、?
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
おそらく、、、
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
鬼、、、ではないかと、
天馬(なまえ)
天馬あなた
え、、鬼、、、
ありえない。私に、、、鬼の血が流れてるなんてっ


私の大切な人を殺した、、鬼の血が流れてるなんて
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
なにか心当たりはありませんか、
天馬(なまえ)
天馬あなた
殺してください、、、
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
え?
天馬(なまえ)
天馬あなた
お願いです私を殺して下さい
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
そんなことはしません。
万が一鬼の血が流れていたとしても
ごく少量なので鬼になってしまう
可能性は限りなく低いです。
天馬(なまえ)
天馬あなた
そういうことじゃないんです!!!
天馬(なまえ)
天馬あなた
私にっ、私に、、、あの、、
私の、大切な家族を殺した、
天馬(なまえ)
天馬あなた
鬼の血が流れてるかもしれないなんて
気持ち悪くて仕方ないんです!!!!
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
だからといって、、、
天馬(なまえ)
天馬あなた
じゃあ自分で死にます。
自分の刀を自分の首に突きつけた。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
やめてください!
ガバッ




しのぶさんに抱きしめられた
天馬(なまえ)
天馬あなた
やめてください!
離してください!!!!
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
死にたいなんて、、、言わないでっ、
天馬(なまえ)
天馬あなた
うぅっ、、うっ、
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
刀はしばらく預かっておきます。
さっきまで首に突きつけていた刀はいつの間にか


しのぶさんの手に渡っていた
天馬(なまえ)
天馬あなた
返してください!!!
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
そんな不安定な気持ちで
刀は持たせて置けません。
天馬(なまえ)
天馬あなた
っ!!!
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
少し、眠っていてください
ドスっ、、、、
天馬(なまえ)
天馬あなた
うっ、
しのぶさんの同情するような、


悲しい表情を見たのを最後に私は気を失った





_______________



胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
隠の方は居ますか、?
隠     はい、胡蝶様、
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
この子を私の屋敷に
連れて行って下さい、、、。
隠    承知致しました。




_______________




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