第46話

~決行~
8,561
2020/10/18 04:10
夜十二時_______________
宇随天元(16歳の頃)
宇随天元(16歳の頃)
準備できたか、彪馬。
宇随彪馬(14歳の頃)
宇随彪馬(14歳の頃)
うん。出来たよ。
宇随天元(16歳の頃)
宇随天元(16歳の頃)
じゃあ、行くぞ



_______________



地下道を通って外壁の前まできた
宇随天元(16歳の頃)
宇随天元(16歳の頃)
彪馬、行けるか
宇随彪馬(14歳の頃)
宇随彪馬(14歳の頃)
うん、。
カツン、カツン、
くさびを使って音を最小限に抑えながら壁を登った
宇随天元(16歳の頃)
宇随天元(16歳の頃)
彪馬、あと少しだっ、頑張れ
宇随彪馬(14歳の頃)
宇随彪馬(14歳の頃)
うんっ
宇随天元(16歳の頃)
宇随天元(16歳の頃)
よしっ!着いた!
外壁から飛び降りた。







トンっ
宇随天元(16歳の頃)
宇随天元(16歳の頃)
彪馬も降りてこい!!
宇随彪馬(14歳の頃)
宇随彪馬(14歳の頃)
今行くっ!!
その時だった。






ズルッ!!!!
宇随天元(16歳の頃)
宇随天元(16歳の頃)
!!!
彪馬が足を滑らせて、落ちてしまった。
宇随天元(16歳の頃)
宇随天元(16歳の頃)
彪馬!!!
宇随彪馬(14歳の頃)
宇随彪馬(14歳の頃)
兄ちゃんっ!!!!
ザザザザッ!!!






音を聞きつけた監視の忍が来た
宇随天元(16歳の頃)
宇随天元(16歳の頃)
今助けてやるからな!!!!
ヴヴヴッ、、、
宇随天元(16歳の頃)
宇随天元(16歳の頃)
?!
俺の前に通せんぼするようにヨダレを垂らした

鬼が飛びかかってきた。
宇随天元(16歳の頃)
宇随天元(16歳の頃)
くそっ!!!!
宇随天元(16歳の頃)
宇随天元(16歳の頃)
彪馬を助けなきゃならねぇってのにっ!!!!
鬼    ヴァアアア!!!!
当時の俺は日輪刀を持っていなかったため


鬼を弱らせるのに時間がかかった。



俺は壁を登るのに使ったクナイと


持ってきていた小刀で鬼の頭を徹底的に潰した。
宇随天元(16歳の頃)
宇随天元(16歳の頃)
はぁっ、はぁっ!!
宇随天元(16歳の頃)
宇随天元(16歳の頃)
っ、彪馬!!!!
急いで壁を登った。
宇随天元(16歳の頃)
宇随天元(16歳の頃)
彪馬!!!!どこだ!!!!
壁の上まで上り、村全体を見回したが、



彪馬はどこにもいなかった。
宇随天元(16歳の頃)
宇随天元(16歳の頃)
彪馬っ、、、
宇随天元(16歳の頃)
宇随天元(16歳の頃)
くそぉっ!!!!!!!!!
宇随天元(16歳の頃)
宇随天元(16歳の頃)
守れなかったっ、
俺が守ってやらねぇと
いけなかったのにっ、
宇随天元(16歳の頃)
宇随天元(16歳の頃)
くそぉおっ!!!!!!!!
ごめん、、、ごめんなっ、







そしてもう弟を連れ出せないと悟った俺は、










1人で行くことにした。






だが俺は弟を連れていくことは諦めてはいなかった









彪馬、





もう少し、もう少し待っていてくれ。





俺が絶対迎えに行くから。






それまで、






絶対に死ぬなっ_______________










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