善逸side
こいつには何一つ俺の言葉は届いていなかった。
怒りで拳を強く握り締めたせいで
皮膚に爪がくい込み血が垂れる。
ははっと軽快に笑うそいつに、
怒りで体が熱くなり、
プチッと何かが切れる音がした。
呆れでははっと乾いた笑いが漏れ出る。
獪岳の攻撃を交わして一瞬で間合いに入る。
スパッ!!!!!!
ババッ!!!!!!
獪岳の頸から血が吹き出す。
ズガガガガガガガガッ!!!!!!!!!!!!
一太刀でこの威力っ、!!!!!!
ズガガガガガガガガッ!!!!!!
バリバリバリバリ!!!!!!!!!!!!
ビキビキッ!!!!!!
斬撃を受けた場所の皮膚が裂け始めた。
ズルッ!!!!!!
お、落ちるっ､､､
足元がぐらついて建物の吹き抜けになっている部分に身を投げてしまった。
善逸の視点↑
獪岳を見習え！！_______________
兄弟子のようになれ！！_______________
じいちゃん。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。